大引け速報 「小幅続伸 米国株安を跳ね返す底堅い展開」
本日の日経平均は、+27円の17795円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、+27円の17795円と小幅続伸になりました。昨日の米国株式市場が急反落となり、朝方は売り先行で始まりました。しかし、寄り付きを安値に下げ渋る動きが終日続いて、プラス圏に切り返す底堅い展開になりました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-152円の17615円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、12月耐久財受注が予想外のマイナスになったことやマイクロソフトやキャタピラーなどのさえない企業決算が投資家の失望につながり、急反落になりました。
東京市場は売り先行になりましたが、米国市場の急落に過剰な反応につながらず、落ち着いて始まりました。日経平均は寄り付きを安値に下げ幅を縮めました。
東京為替市場では、1ドル=117円台から118円台に円安傾向となっているため、日経平均の下支えになったようです。
寄り付きを安値に下げ幅を縮めたあと、前日比100円安程度でもみ合いが続きましたが、10時過ぎからさらに下げ幅を縮める動きにつながりました。今日の下落分をすべて取り戻し、瞬間的にプラス圏を回復する場面もありました。
昨日の米国市場は急落したものの、取引終了後に好決算を発表したアップルが時間外取引で上昇しており、安心感につながった面もあったようです。
ただし、日経平均がプラス圏になるほど下げ渋った割には、マイナスの主力大型株が目立っており、日経平均と比較するとまちまちの印象でした。
もっとも、騰落銘柄数は値上がりが増えており、規模別株価指数では中型、小型株がプラスに転じるなど、市場全体では押し目買い優勢となりました。
個別の状況では、昨日の米国市場で建設機械大手キャタピラーが弱気な業績見通しを発表して大幅下落となったため、同業のコマツや日立建機の下落が目立ちました。
また、原油安の影響で石油や商社の損失が1兆円との日経新聞一面の報道を受けて、鉱業や石油石炭、商社の軟調な動きも見られています。
個別では、決算発表や決算観測を受けた反応が中心になりました。決算をきっかけに上昇した銘柄では、SMK、キヤノンMJ、九電工、、エムスリー、パナソニックデバイスSUNX、ツガミが目立ちました。一方で日立国際、富士通ゼネラル、日立ハイテクの下落が目立っています。
結局、日経平均は-9円(-0.05%)の17758円、TOPIXは-2.71P(-0.19%)の1423.67pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、+4円の17773円で始まりました。前場で下げ渋った流れが続いてプラス圏を回復しました。米国株安を跳ね返した格好になり、底堅い展開となっています。
ただ、市場全体に押し目買いが入っているというよりも、決算を受けた個別物色に加えて、業種の物色が二極化している印象でした。
原油関連の鉱業、石油石炭、商社、米国キャタピラーの弱気見通しを受けた機械、銀行、証券の金融関連、輸送用機器や精密、電機の輸出関連がさえない状況でした。
一方、原油安メリットの空運、海運、電気ガス、内需関連で小売などが強いため、世界景気や商品市況に敏感な業種を避けているような動きが見られました。
後場中ごろにかけても買い優勢の展開が続き、日経平均は上げ幅をじりじりと広げました。東証一部の騰落銘柄数は値上がり銘柄が1100を超え、押し目買い優勢の状況を示しました。
物色の中心は中小型株でした。市場の値上がり銘柄が増えるに連れて下値不安が少なくなり、物色が広がる動きになりました。昨日は日経平均が大幅上昇しましたが、大型株優位の展開だったため、出遅れ感も買いやすさにつながったようでした。
大引け間際にやや押されて、日経平均は終値での17800円台回復にはわずかに届きませんでしたが、日経平均、TOPIXともに続伸になりました。ただ、昨年から抜け切れていない18000円の節目が意識される可能性も指摘され、明日以降は節目を目前にした日経平均の反応に投資家の注目が集まりそうです。
結局、日経平均は+27円(+0.15%)の17795円、TOPIXは+3.54P(+0.25%)の1429.92pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-0.01%、中型株指数が+0.62%、小型株指数が+0.75%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、19業種がプラス、14業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は+1.23%、日経ジャスダック平均は+0.34%となりました。
■為替
1ドル=117円93-96銭、1ユーロ=134円03-08銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は-0.67%、香港市場は+0.23%となっています。