大引け速報 「大幅反落 下げ渋るが、戻り売りに押し戻される」
本日の日経平均は、-272円の17099円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、-272円の17099円と大幅反落になりました。先週末の米国株が大幅下落となり、寄り付きから売り先行となりました。売り一巡後に下げ渋り、午後にかけて下げ幅を縮める場面もありましたが、積極的な買い材料が見当たらず、戻り売りに押される結果になりました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-260円の17111円で寄り付きました。
先週末の米国市場は、原油価格が5年ぶりの安値を更新したことが心理的な重石になり、主要株価指数が大幅反落になりました。NYダウの下げ幅は300ドルを超え、10月9日以来ほぼ2カ月ぶりの大幅下落になりました。
一方、国内要因では、14日の衆院総選挙は大方の予想通りの自民党圧勝でした。また、寄り付き前に発表された日銀短観で大企業DIで製造業はプラス12となり、前回9月のプラス13からやや低下しました。
米国株の大幅下落が心理的な重石となり、幅広い銘柄に売りが先行しました。日経平均の下げ幅は300円を超えて、節目の17000円が意識される展開になりました。
全業種が値下がりとなる状況でしたが、主力輸出関連の大型株の下げが中心になりました。東証一部の値下がり銘柄数は1200銘柄台で全面安というほどではなく、内需関連株の一角には押し目買いが入ってしっかりでした。またマザーズ指数はプラスに切り返しました。
日経平均は、寄り付いてから12月11日の安値17043円をわずかに割り込む場面がありました。しかし、日経平均の下げ幅ほどは地合いは悪くない印象で、17000円を割り込むまでには至りませんでした。
売り一巡後に大台を割り込まなかったことから、前場中ごろにかけて買い戻しが優勢になりました。安値から200円ほど戻して、17250円台まで回復する場面もありました。
しかし、積極的に上値を買うまでには至らず、前場引けにかけて再び押し戻されました。
市場を支えたのは内需関連銘柄でした。主力株では大成建設が年初来高値を更新するなど建設株の一角がしっかり、業種では小売、水産農林がプラスを保ち、サービス、陸運、食料品の下げが小さくなりました。
結局、日経平均は-227円(-1.31%)の17144円、TOPIXは-15.45P(-1.10%)の1384.20pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、-201円の17170円で始まりました。前場終値からやや下げ幅を縮めましたが目立った反発にはつながらず、もみ合いが続きました。
ただし、市場全体では内需関連や中小型株の下げが少ない状況が続いており、指数先行の下げになっていました。東証一部の騰落銘柄数は朝方から徐々に減っており、後場寄り付き時点では値下がり銘柄数が1000銘柄を下回りました。
朝方は値下がりが1200銘柄を超えており、時間を追うごとに値下がり銘柄が減っていることから、押し目買い意欲も見られました。
しかし、上値が重く伸び悩むと、徐々に戻り売りに押される格好になりました。先週末に大幅下落となった今晩の米国市場も気がかりなことや、衆院選の与党圧勝も予想通りだったことから、出尽くしと見られて買いの手掛かりが少ない状況のようでした。
後場中ごろにかけて日経平均は下げ幅を広げる展開となり、いったんもみ合う場面があったものの、大引けにかけて再度安値を試す展開になりました。
押し目買いで下げ渋っていた内需関連や中小型株も見切り売りに押され始め、値下がり銘柄数も増えていきました。
日経平均は前場安値は割り込まなかったものの、今日の安値圏で終了しました。また、東証一部の値下がり銘柄数は朝方の銘柄数を上回り、幅広い銘柄が売りに押されました。
物色動向では、国際帝石が後場に入って一段高となり、鉱業が業種別値上がりトップになりました。先週末の原油先物価格が5年ぶりの安値更新となりましたが、時間外取引で反発していたことや、株価水準が年初来安値水準でもみ合いになっていたため、値ごろ感からの買いが入ったようです。
一方、輸送用機器が値下がりトップ、次いで保険、空運が値下がり上位になりました。
結局、日経平均は-272円(-1.57%)の17099円、TOPIXは-20.36p(-1.45%)の1379.29pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-1.59%、中型株指数が-1.35%、小型株指数が-0.86%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、2業種がプラス、31業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は-1.13%、日経ジャスダック平均は-0.69%となりました。
■為替
1ドル=118円50-52銭、1ユーロ=147円55-58銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は-0.09%、香港市場は-1.14%となっています。