前引け速報 「続落 一時300円を超える急落となるが、急速に下げ渋る」
前引けの日経平均は、-164円の17247円・・・
■前場のまとめ
前引けの日経平均は、-164円の17247円で終了しました。米国株の大幅下落に加えて円高傾向を嫌気して、寄り付きから売りが先行しました。日経平均の下げ幅が300円を超える場面もありましたが、短期急落で押し目買いが入って下げ渋りました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-232円の17180円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、原油価格の安値更新をきっかけに大幅下落になりました。OPECが来年の石油需要を引き下げたことが原油安の材料でしたが、世界景気の減速とのネガティブな見方も出て株式市場の下げも加速しました。
米国株安に加えて円高も進んだため、幅広い銘柄に売りが出る展開になりました。日経平均は寄り付いてから下げ幅を広げて300円を超える大幅な下落になりました。
ただ、外部環境の悪化が警戒されるものの、わずか2日で日経平均が700円以上のスピード調整、17000円の節目も見えてくる水準のため、短期リバウンド狙いの買いも入りやすいのではないかとの見方もあるようでした。
寄り付きから下げ幅を広げた日経平均は、17043円の安値を付ける場面がありました。しかし、17000円の節目が意識されたようで、その後は下げ幅を縮めました。
主力輸出関連の下げが目立っていますが、全体ではパニック的な投げ売りという動きは見られず、冷静さが見られる展開でした。主力株では良品計画など内需関連の一角がしっかり、中小型株はまちまちですが、売り急ぎで急落している銘柄は目立っていませんでした。
個別株の傾向から見ても、日経先物の売りが大幅下落の最大要因のようでした。明日のメジャーSQの需給もありますが、反対に週末の衆院選の結果を控えて売りを持ち越すことも考えにくいため、売り方の買い戻しも指摘されています。
日経平均は前場中ごろにかけて下げ幅を縮め、安値から200円程度戻して終了となりました。前場段階では日経平均は下ヒゲを入れた陽線となり、下値不安がやや後退したようです。
結局、日経平均は-164円(-0.95%)の17247円、TOPIXは-13.10P(-0.93%)の1393.73pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-1.03%、中型株指数が-0.83%、小型株指数が-0.59%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種のうち1業種がプラス、32業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は-0.23%、日経ジャスダック平均は-0.42%となりました。
■為替市場
1ドル=118円06-10銭、1ユーロ=147円16-18銭となりました。
■アジア市場の動き
上海市場は-0.19%、香港市場は-1.08%となっています。