大引け速報 「反落 手掛かり材料少なく、反発ムード一服」
本日の日経平均は、-56円の15138円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、-56円の15138円と反落になりました。米国株安で朝方は売り先行で始まったものの、中国のPMI発表をきっかけに下げ渋る展開になりました。午後に入って日経平均がプラス圏を回復し、反発ムードも見られましたが、上昇は一時的となりました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-101円の15093円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、前日に大幅上昇した反動やカナダで銃乱射事件が起こったこと、原油価格の下落などが投資家心理を冷やすことになり、午後にかけて売りに押される展開になりました。
東京市場も昨日は大幅高だったため、今日は反動の売りで始まりました。日経平均は寄り付いてからやや下げ幅を広げましたが、売り一巡後はもみ合いになりました。
前場中ごろまで、日経平均はマイナス圏で一進一退のもみ合いが続きました。ただ、今週は連日で全面高、全面安が続き、昨晩の米国株安で昨日の全面高の反動で大幅下落の可能性もあっただけに、下げ幅が大きくならないことは相場に落ち着きが出てきた印象でした。
もっとも、買いの手掛かり材料も少ないため、方向感がつかみにくい状況でした。しかし、11時前にHSBCが発表した中国の製造業景況感指数が50.4と発表され、好不況の目安となる50を上回ったことがきっかけになって日経先物に買いが先行しました。
日経平均は下げ幅を縮めるとともに寄り付き水準も上回りました。プラス圏まで浮上とはなりませんでしたが、下値不安が後退する結果になりました。
個別では、4~9月期が最高益となる決算を発表した日本電産が、前日に決算期待で大幅上昇したことや通期を据え置いたことから、材料出尽くしの格好で大幅安になりました。
一方、通期も合わせて上方修正をしたフォスター電機は一時10%を超える大幅上昇、東証一部の値上がりランキング2位になりました。
結局、日経平均は-26円(-0.17%)の15169円、TOPIXは-3.35P(-0.27%)の1233.06pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、-29円の15166円となりました。前場終値をやや下回って始まりましたが、前場に下げ渋った流れが続いて小幅なプラス圏を回復しました。TOPIXもプラス圏を回復しました。
外部環境の不透明感は残っているものの、前場で下げ渋ったことから徐々に投資家心理が改善し始めたようです。
大型株は海外要因や決算前で買いにくいところですが、中小型株には個人投資家を中心にした反発狙い買いが入りやすくなってようで、マザーズ指数は後場に入って2%を超える上昇になりました。
ただし、日経平均は前日の大幅上昇の反動もあるため、プラス圏を回復したあとの上値は限定的でした。
その後、14時過ぎに日経先物にまとまった売りが出て、前場から下げ幅を縮めた分を帳消しにする動きになりました。目立った売り材料が観測されていないため、前日の日経平均が大幅上昇し、後場にプラス圏を回復したことで上値いっぱいと見た短期筋が先物に仕掛け的な売りを出した可能性が指摘されました。
大引けにかけて再び下げ渋る展開になりましたが、プラス圏を回復するまでにはいたらず、小幅下落になりました。ただ、日経平均は寄り付きを上回っており、小幅ながら陽線になりました。
結局、日経平均は-56円(-0.37%)の15138円、TOPIXは-4.07p(-0.33%)の1232.34pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-0.33%、中型株指数が-0.28%、小型株指数が-0.49%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、9業種がプラス、24業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は+2.64%、日経ジャスダック平均は+0.21%となりました。
■為替
1ドル=107円21-24銭、1ユーロ=135円62-66銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は-0.86%、香港市場は-0.39%となっています。