前引け速報 「大幅に5日続落だが、寄り付いてからは下げ渋る」
前引けの日経平均は、-221円の15079円・・・
■前場のまとめ
前引けの日経平均は、-221円の15079円で終了しました。東京市場が祝日の間にNYダウが大幅下落となり、寄り付きから売り一色で15000円を割り込んで始まりました。しかし、寄り付いてからは短期的な下げ過ぎの反動で買い戻しが優勢となり、15000円台を回復して終了となりました。
■午前中の動き
朝方の日経平均は-263円の15036円で寄り付きました。
昨日の米国市場は引けにかけて下げが加速して、NYダウは先週からの3日続落、3日間の下げ幅は673ドルまで拡大しました。8月7日の取引時間中の安値16333ドルをわずかに割り込み、8月から9月にかけての上昇分をすべて帳消しにする水準まで調整が進みました。
米国株の大幅下落を警戒して、東京市場は全面安で始まりました。昨晩のシカゴ日経先物は14835円まで下がっており、日経平均は寄り付いてすぐに15000円を割り込みました。ただ、シカゴ先物価格よりは高い水準でもみ合いになりました。
全面安となる中、海運や輸送用機器、電気機器の下げがきつく、その他金融、不動産、証券の下げも目立ちました。
昨晩のNYダウは3日続落で8月7日の安値水準まで下がりましたが、当時のNYダウの調整を織り込んだ8月8日の日経平均の安値水準が14753円となっているため、まだこの水準までには余裕がありました。ただし、TOPIXは8月8日の安値水準を今日の寄り付きで下回っているため、日経平均の下値余地が警戒される可能性も指摘されました。
しかしながら、短期的な売られ過ぎの反動の方が強くなったようで、寄り付きで安値を試したあとは下げ渋ってもみ合いが続きました。米国市場で1ドル=106円台まで進んだ円高が東京市場では107円台で推移しているため、為替が下支えになったようです。
11時前に日経平均が寄り付きを上回り、前場の高値を更新しました。大幅下落ではあったものの、15000円より下の水準は底堅い印象につながりました。
個別では、先週末の取引終了後に2015年2月期の営業利益の上方修正を発表した高島屋が逆行高となっています。好調な決算には買いで反応しているため、10月末にかけて始まる3月企業の決算が市場全体の反転のカギになるとの見方もあるようです。
結局、日経平均は-221円(-1.45%)の15079円、TOPIXは-19.06P(-1.53%)の1224.03pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-1.65%、中型株指数が-1.37%、小型株指数が-1.27%となりました。
■業種別動向
業種別では、全33業種のうち、全業種がマイナスになりました。
■新興市場
マザーズ指数は-1.79%、日経ジャスダック平均は-1.15%となりました。
■為替市場
1ドル=107円24-26銭、1ユーロ=136円51-54銭となりました。
■アジア市場の動き
上海市場は+0.20%、香港市場は+0.58%となっています。