大引け速報 「続落 利益確定売りと配当狙いの押し目買いでもみ合う」
本日の日経平均は、-38円の16167円・・・
■本日のまとめ
本日の日経平均は、-38円の16167円と続落になりました。米国株安を嫌気して売り先行となり、日経平均が100円を超える下げになったものの、押し目買いで下げ渋る展開になりました。明日(25日)に9月の権利付き最終日を控えていることから、配当や株主優待の権利を狙った買いが下支えとなりました。
■前場のまとめ
朝方の日経平均は-100円の16105円で寄り付きました。
昨日の米国市場は、欧州の景気指標がさえない結果となって欧州株式市場が軒並み下落したことや、連銀総裁の発言が早期利上げ観測につながって売りが優勢となりました。東京市場が祝日の間と合わせると、NYダウは223ドルの大幅下落になりました。
為替市場は1ドル=108円台の円安水準を保っているものの、米国株安を嫌気して幅広い銘柄に売りが先行して始まりました。
ただし、寄り付きで売りが一巡した後は下げ渋りました。日経平均の5日移動平均線(22日16078円)が短期的な下値目途になったようです。
日経平均は5日線レベルでもみ合いとなったあと、9時半過ぎに下げ幅を急速に縮める動きになりました。10時には16200円台まで戻る場面もありました。
しかし、先週までの上昇で高値警戒感も強くなっており、今日は積極的に押し目を買う材料にも乏しく、戻しきるまでには至りませんでした。
下げ幅を縮めた要因として、25日の権利付き最終売買日を控えた配当取りの動きが出ているとの指摘が見られました。配当利回りが総じて高い医薬品が業種の値上がり上位となり、配当利回りの高い大手商社株も連日で年初来高値更新となりました。
また、円安と連動して日経平均が上昇していた間に物色外になっていた建設株が反発していることも目立ちました。
個別材料では、イオンが完全子会社化の方向で検討に入った報道されたダイエーが大幅上昇、東証一部の値上がりランキングトップになりました。
一方、米国で上場したアリババ株が上場後に軟調となったことから、ソフトバンクが大幅続落、また無料通話アプリを手掛けるLINEが年内の上場を見送ると伝わったことから、エイチームなどのLINE関連銘柄の下げが目立ちました。
結局、日経平均は-48円(-0.30%)の16157円、TOPIXは-6.46P(-0.49%)の1324.42pとなりました。
■後場のまとめ
後場の日経平均は、-36円の16169円となりました。前場終値水準をやや上回って始まりましたが目立った反発にはつながらず、再び下げ幅を広げる展開になりました。
前場で下げ渋りを見せたソフトバンクが今日の安値を更新して日経平均の重石になるとともに、投資家心理を弱気に傾けたようです。また、トヨタやキヤノンなどの輸出大型株も利益確定売りに押される銘柄が多くなりました。
市場全体に軟調となる中、鉄建や熊谷組などの建設株の一角が高いことが目立ちましたが、前場の水準に比べると上げ幅を縮めており、市場全体をけん引するほどの勢いはない状況でした。
ミクシィなどスマホ関連の下落やLINE上場見送りで関連銘柄の下げがきつくなっており、関連銘柄が多いマザーズ市場などの新興市場の下げが目立ちました。円安で買われた輸出大型株には利益確定売り、新興市場の値動きの良い銘柄群もさえない展開となっており、市場全体に軟調な状況が続きました。
日経平均では、ちょうど前場の寄り付き直後から戻した分を帳消しにする格好となりました。ただし、今日の安値を更新するまでには至らず、一進一退のもみ合いになりました。
結局、日経平均は-38円(-0.24%)の16167円、TOPIXは-4.70p(-0.35%)の1326.18pとなりました。
■規模別動向
東証1部では、大型株指数が-0.56%、中型株指数が-0.00%、小型株指数が-0.12%となりました。
■業種別動向
業種別では、33業種中、10業種がプラス、23業種がマイナスとなりました。
■新興市場
マザーズ指数は-1.93%、日経ジャスダック平均は-0.66%となりました。
■為替
1ドル=108円66-68銭、1ユーロ=139円61-66銭となっています。
■アジア市場の動き
上海市場は+1.29%、香港市場は+0.65%となっています。