京都の不動産屋さんに家を探してると電話すると「現金購入ですか?ローンでお考えですか?」と先ずは聞かれます。東京で不動産を買うために不動産巡りをしてますが、そんな事をいきなり聞かれた事はありませんでした。買う事が決まればお金の支払い方法は聞かれますけどね〜

「築年月不詳」「再建築不可」「路地奥の立地」といった特徴から、京町家は資産価値から言って住宅ローンの借り入れが難しいのです。なので、京町家を買うなら現金オンリーという事になります。

そこで「京町家プロフィール」「京町家カルテ」を取得できると、再建築不可の建物であっても融資が可能になるケースもあります。私の買った物件は、昭和一ケタの頃からお住まいの方の所有でしたので、それは付いてませんでした。しかし購入後にお願いして申請してもらいました。後々、その方が有効だと思ってのことです。

その中には「町家」と名乗るに条件に、「奥庭を保っている」と言うのがあります。今回の家は奥庭が増築してバスルームになっていたので、それは、いちばん原形の庭に戻してもらいました。

それで、セカンドハウスだからシャーワールームだけでいいかな?銭湯にも通いたいしなぁ〜とも考えましたが、皆んなから猛反対に合い、別の場所にバスタブ付きの浴槽を結局作ることになったのです。