会報307号より

 

⇓参加者から情報

▶地域の学習教室(全国にある)

一人親家庭や経済的に困り感がある家庭の小中学生を対象にボランティアで学習支援をしている。

又、支援する人 (寄添う人)も募集している。 ※詳細は熊本県HP 

連絡先

社会福祉法人熊本県ひとり親家庭福祉協議会

〒862-0912 熊本市東区錦ヶ丘34-23 母子・父子休養ホーム しらゆり内

Tel 096-331-6735  FAX 096-331-26738


▶ファミリー・サポート・センター

子どもを預けたい人と子どもを預かりたい人からなる会員組織で、

子育て世帯の子育てを地域でサポートする有償ボランティア活動。

  日  程  

☀ フレンズ親の会 2月14日(土) 
(受付13:15~)13:30~16:30    

ウェルパル くまもと 1F あいぽーと 会議セミナー室


■学びリンク 合同説明会 親の相談ブースで対応    

2月14日(土)  10:30~13:00フレンズの対応時間
(説明会は3時半まで)    熊本城ホール 3F
 

●運営委員会    2月28日(土) 13:15 ~16:50    

※白川地域コミュニティセンター



 

会報ふれんず306号から高橋医師の講演内容を一部紹介

子どもを育む遺伝子の力・環境の力・おとなの力 
— 子どもの代弁者としての小児科医の視点 —
講師/高橋孝雄 新百合ヶ丘病院発達神経学センター長  

 

■小児科医の仕事(代弁者)
小児科医の仕事で一番大事なのは、代弁者としての仕事です。小児科医が子どもや付き添ってきた保護者に、どういう事か聞いて診断を返すというのが代弁だと思ってます。そのためには傾聴が大事です。患者さんは本当のこと言わない。ー省略ーだから傾聴して本当の話を引き出す力というのは、非常に重要です。ー省略ー
もう一つ大事なのが、説得。ー省略ーそして更に大事なことは、その治療が夢を諦めなきゃいけないようなものでも、自分で決めたんだと子どもに納得させることです。
■小児科学の使命 
小児科学の使命に、社会学として「子どもたちに生きる力を授ける」という仕事もある。ー省略ー
遺伝子というのは、人間が育ち生きて行くために絶対に必要な最低の機能を約束してくれている設計図です。ー省略ー子どもが育つ事や病気について考える時、成長の問題か、それとも発達の問題か、これ小児科の物事の考え方です。どちらも支配しているのが遺伝子です。
▶いい環境
 私の独自の考えですが、ちょうどいい適度なストレスがあるのが、一番いい環境だと思います。ー省略ー
ただ、適度なストレスは簡単に手に入れられるようで、容易に失う可能性のあるものです。やり過ぎは良くない。長くて強く作用する負のストレス(トキシックストレス)は、生きる力を失わせる可能性があります。ー省略ー社会や学校の環境がトキシックストレスを超えるような事は、絶対あってはならないと思います。
■遺伝と環境の相互関係
遺伝子が決める力の強さは、赤ちゃんがお腹の中にいる時から始まって、小さい時ほど強い。そしてそれは歳を重ねるとずっと弱くなっていくけど、死ぬまで付きまといます。
一方で環境の要因は、その逆。歳を重ねれば重ねるほど、その時の幸せは、経験とか努力とか、成し遂げた事の積み重ねとだと思います。
裏を返すと、子どもはまだ経験不足なので環境よりは遺伝の力で守られているところが多い。赤ちゃんがまだお腹の中にいる間は、殆ど遺伝子で決まっています。胎外の環境は、たいしたものではありません。
ー省略ー影響があるとしたら、大量の放射線を浴びたとか、交通事故で出血して意識なくなって胎盤から血がいかなかったとか、そういうレベルです。
もう1つのレベル違いのストレスとしては「妊娠しなきゃよかった」と妊娠中の母親が思い続ける事です。これは良くない。具体的な兆候として母子手帳が白紙というのは一番まずい。ー省略ーそういう極端な例でなければ、間違いなくお母さんのせいではありません。
小児科では、育てにくいという訴えが結構あります。あるいは、保育園の先生から「間違いなく自閉症。あなたこれからの人生大変ね」と言われて、泣きべそかいてくる母親もいます。そういう方々のお話を聞いて、説得できるような話をすることも仕事です。
▶不登校・反社会的な行動などの一部は
小学校になると不登校増えてきます。やっぱり、病院に来るような不登校は半端ではない。ちょっと朝起きられなくて学校に行かないとかそういう話じゃなくて、3ヶ月学校に行かなくてその間に体重が減ってきたとか、更に、学校に行かなかっただけだったのが部屋から出てこなくなり、起きてるのか寝てるのかも分からないとか、そうなって病院に来られます。
その後、中学生位から反社会的な行動をとってしまうお子さんもいます。殴る蹴る、盗む、警察沙汰になって問題になる方もいらっしゃる。これらは、大体育て方のせいとか、学校の友だちや担任のせいとか、環境のせいだと思われて「だったらなんとかなるはずだ」と言われる。それは事実なんですけど、多くが少なからず遺伝的な要因が絡んでいるんです。
不登校はさすがに関係ないと思われるかもしれないけど、ストレス対応とか、辛いことがずっと続いた時に親に相談出来る子と出来ない子、そういった子の立ち振る舞いを決めているのは、少なくとも一部は遺伝的な要因と言われてます。ストレスに弱いから悪いって言っているんじゃないんです。ただ引きこもってしまった中には、その子が生まれつき持っていた特性があって、その子も逃れられないという考え方も、病院に来るレベルになると小児科医の頭をよぎるんです。
反社会的行動もそうです。
この環境と遺伝の力というのは、互いに力を合わせながら働く。一方で、環境と遺伝のバランスは、年代によって少しずつ変化しながら、色んな問題を起こしたり、解決しようとしたりしているのです。
■しつけ・教育・療育の目的
生物学的な成長や発達も、社会学的な要素の強いしつけや教育や療育も、結局「子どもたちに生きる力を授ける」のが目的だろうということです。
ー省略ー時期がきた時に必ず起きるのが成長と発達。教育しなくても背は伸び、普通の生活をしていればちゃんと体重が増えていくものです。
その後、家庭、学校、社会で生きる力を手に入れていくためには、訓練やいい環境が必要です。生きる力を育むには環境の力が不可欠です。
▶教育の力
小学校の間は、文章を早く正確に読む力がスクスク育ちます。そして内容を理解し、自分の考えとしてそれを利用し、自らの考えを自分の言葉で発し、なおかつそれを実行に移す力は、その先(中学以降)で伸びる。
でも世の中には、読み書きが苦手な子が結構います。これはほぼ遺伝的な素因で怠けではない。遺伝的に決められている能力の差というのは、努力によって超えることができない。酷い話ですけど、これを酷いと考えると、「努力させれば追いつく」という話になるんですね。
でも、努力しても追いつけない子どもたちに対して「努力が足りない」と言い続けても意味がない、というのが私の見解です。
大事な事は、小学校の時はまるで追い風に乗るように能力が伸びるので、生まれつき苦手なことでも、努力をすればそれなりの成果を得られる事です。なので、出来る子も出来ない子も、平等に教育を受ける権利があり、必要があるのです。
▶しつけの目的
色々調べたんですが、「社会に出た時の人間関係がスムーズに円滑に進むような最低のルールやマナーや知識を教えるのが、しつけ」という説明が何となくピンとくる。
では人間関係のための力とは、一つは想像力。ー省略ー幼児期にぐんぐん伸びる。自閉スペクトラム症の一番苦手な領域でもある。
二つ目は共感する力。ー省略ー相手の喜びを自分の喜びのように感じることが出来れば、子どもは2倍も3倍も幸せになることが出来ると思います。
三つ目は意思決定力。ー省略ー意思決定力とは、間違っていてもいいから自分の考えをまず持つこと。そしてそれを勇気を出して誰かに伝え実行に移してみること。ー省略ー
子どものうちは大体失敗します。失敗して育っていくと思う。その過程にうまく働いているのがしつけ。適度なストレスで一番効果的と思うのがちょうどいい失敗。ちょうどいい失敗とは、大体子どもが自分で決めて勝手にやった事です。その時に一番記憶に残る体験というのは、親などが褒めたり、許してくれること。これは物凄い自信に繋がる。ー省略ー
教育は1年ごとに達成目標というのがあって、緻密なプログラムでやっている。想像力、共感力、意思決定力を、徐々に難しい問題を解決することでつちかって自信をつけていく。それが教育の目的ではないかと、私は理解しています。
療育も教育と基本は同じ。ー省略ー
■負の環境要因
(病院で、特に長期入院してる子どもたちがSNSでどれだけ救われているかを考えると、インターネットなくしちゃ困るのを前提に、話をさせていただく)

インターネットは大体一人でいる時間が長くなるんです。一人で部屋にこもっていても楽しい。でも、どう見ても孤立してるんですけど、彼らは繋がってると言う。繋がっているふうで、ネットを切られると強烈な孤独に襲われるみたいです。いわゆる健全なコミュニケーションでつきまとう面倒くさいとか、気を使うとかいう適度なストレスがなくなる。
本当の意味でのコミュニケーションには、小さな失敗や後悔がなきゃいけないんです。SNSのようなものはコミュニケーションじゃないんじゃないかなと、私は感じています。
それから仮想現実、バーチャルリアリティがもたらす非現実的な想像力は、一番問題だと思います。実際に体験するのと、本当は存在しないものを存在するように思うのとでは、えらい違いです。
■実体験は生きる力の“肥やし”
つらい体験、褒められた体験、無数の体験が子どもの上に振り注いで、さっきの3つの力を養って育んでいるんじゃないか。ー省略ー実体験があるのが最大の力です。
また共感力、本当の意味でのコミュニケーションを通じて本当の共感も学ぶんじゃないかな。
そして意思決定力、これ SNSで出来るのは、多分スイッチ切るか、ブロックするか程度の意思決定力しかないけど、実体験における意思決定力って、相手を説得するという努力が伴っています。
実体験というのは生きる力の肥やしで、非常に重要です。実体験した事をもう一度疑似体験するのは、まぁいい。でも、子どもたちがまだ一度も体験していない事をあたかも体験したような気分になるのは、もったいないと思うんです。適度なストレスが失われる。
ー省略ー仮想を現実だと思い込むことは有り得る話です。僕は気をつけた方がいいんじゃないかなと思うんです。これ行政の力が必要じゃないかな。
ー省略ー子どもたちがこの世界で生まれ育つのは、ちょっと危ないと思っていただきたい。
■“しつけ”の闇 (おしつけ)
しつけにも、教育にも、闇はある。ー省略ー教育でいえば、親が決めた学校に行かされるとか、親が決めた習い事をやらされる子っていうのがいる。
外来では、親が「本人がやりたがってるんですよ。最初は一つだったのが、あれもこれもやってみたいと言うから」と言ってやってくる。でも、絶対途中で息が切れてくる。その時に子どもは、自分で始めたいと言ったことは忘れない。それを受け入れてくれた親の恩も忘れない。そして病院に来た親は、「今も、やめたくないって言うんです」と言うんだけど、実際は子どもは納得してないんじゃないか、という場面を繰り返します。
ー省略ー
■自分も代弁者になってみる
「本当の話を聞かせて」と子どもの話をしっかり聞いて、じゃ先生は、パパやママはこう思うんだけどどうかな?と返す。代弁です。ー省略ー子どもが「自分で決めたんだから頑張ろう」と思えるような環境に結びつくのではないかと思いました。
実体験の中で代弁され、自分もお友だちの代弁者になる。自分の意見はちゃんと述べる。そんな実体験を積むことで、子どもの生きる力、人間関係を円滑に進める力などが養われていくんじゃないかなと思います。
▶生きる力(幸せになる力)
子どもたちに幸せな未来を自分で切り開く力をつけないと、生きる力にならないんです。子どもを幸せにするかどうかは、保護者や学校の先生方、行政、そして子ども自身の責任です。
それから実体験の大事な部分は、そこにいる大人たち、ー省略ー代弁者としての気持ちを持っていること。代弁者として振る舞うというのが、子どもを育て育む一番重要なポイントじゃないかなと思います。
「自分も代弁者になってみる」こと、子どもを育てるしつけや教育や療育の本質ー省略ー
想像力を持って、他者の立場を自分のことのように感じる共感力を身につけると、意思決定力が育まれる。この3つがあれば、子どもは幸せになっていくんじゃないかな。今日の私のお話です。

親の会報告より

 

2 心配は尽きないですが・・・

 

C祖母:お久しぶりです、2年ぶりに参加しました。
 うちの孫は今高校3年生になり、なんとか卒業できそうです。

 中学生の時、友達関係で不登校になり、いろいろ大変でしたが、私立の高校に入学しました。

 始めは良かったのですが、だんだん友達と上手くいかず、1年生の途中で通信制に移りました。孫が自分でこの学   校がいいと決めて移りました。人数も少ないし、気が合って仲良くできる友達もできたようです。スクーリングが他県に泊まりがけだったので、嫌だなぁと言ってたけど、行ったら楽しかったみたいで、喜んでました。

 このあたりから少しずつですが元気になってきたように思います。

 何とかレポートをこなして、ギリギリでしたが進学できて、ここまで頑張りました。アルバイトもして、自分で好きな洋服を買って、すごくおしゃれをするようになりました。こんな洋服が着たかったんだぁと、とても嬉しそうです。

 アルバイト先も働きやすいみたいで、可愛がられてます。
 

B母: 卒業されたらどうされるのですか?
 

C祖母:看護師を目指していた時もありましたが、今は何をしたいのかが決まらないから、専門学校や短大に行くのはやめようかな、と言ってます。でも魚が好きだから、海洋学が学べる学校を調べたり、一人暮らしもしてみたいと言ったり、いろいろ考えているようです。

 

 孫が自分から話してくれたのですが、「以前は落ち込む事が多かったけど、最近は少なくなったよ」と。
 

進行:元気になられて良かったですね。自分の気持ちもきちんと伝えておられるし、成長されました。
 

C祖母:心配は尽きないですが何とか一段落したような感じがしてます。
 

D母: 大学は18歳でいかなきゃいけない所ではないし、通信制も有ります。アルバイトでお金を貯めてからでもいいと思いますよ。自分で探せるならそれが一番納得できますから。
 

E母:私の母とおなじくらいのお歳なのに、お孫さんのためにいろいろ考えておられて、凄いなぁと思います。話をお聞きしただけで、お孫さんが元気になられてるのがわかるし、お婆様が喜んでおられるのが伝わってきました。

☀ フレンズ親の会     1月 10日(土) 
(受付13:15~)   13:30~16:30    

ウェルパル くまもと 1F あいぽーと奥  会議セミナー室


困難を有する 子ども・若者によりそいましょうin大津
 フレンズの相談ブースに    
1月17日(土) 13:00~15:30     大津町生涯学習センター


☆フレンズ 夜の親の会    1月23日(金)
 (受付18:15~) 18:30 ~ 20:30    

ウェルパル くまもと 1F あいぽーと奥 会議セミナー室 


 

チラシより

困難を有する子ども・若者によりそいましょう in 大津

主催/熊本県・熊本県子ども・若者総合相談センター
日時 令和8年 1月17日(土)

   受付開始 12時30分  開会13時
場所 大津町生涯学習センター 大会議室

    熊本県菊池郡大津町大字引水 62

参加費 無料  オンライン同時開催


●第一部  講演 13時10分~14時40分

『聴こえていますか?子どもや若者の声』

~支えとなれるか?試される大人たち〜
講師/坂口明夫氏 社会福祉法人 甘木山学園 理事
子ども家庭支援センターあまぎやま センター長
児童養護施設 甘木山学園 支援部長
【講師プロフィール】
家庭、学校、地域から相談等を受け、児童相談所や関係機関と連携し、厳しい状況に置かれた子ども・家庭へのさまざまな支援活動を展開。保育園から、小・中・高とPTA会長として地域での子育て充実や自身の被虐待や里子で7つの家庭で育った経験をもとに、子どもたちを支えるため「連携」・「協働」、子ども虐待防止に向けた講演やワークショップを続けている。今回は信頼される大人になるために、何ができるか?大切かといった話を、愛着障害を交えてご講演いただきます。

第二部  各機関との交流会  14時50分~15時30分

 フレンズネットワークも参加。ブースへどうぞ

 

 

QRコードが読み取れない場合は、お電話でお願いします。

第292回  フレンズ親の会  報告から


※個人が特定できないよう少し脚色してあります。
1 「このまま様子を見ていていいのか?」

進行: (初参加のA母へ)今日の他の参加者はみんな運営委員で、みんな子どもの不登校を経験したお母さん、お父さんです。少し、今の様子を話してもらっていいですか?

A母: 小2の息子です。小1から行きしぶりがあり、今は母子登校しています。
     小1の時は、むりやり行かせていました。むりやり手を引いて、息子は泣き叫んだり、学校が見えると逃げ出したこともありました。
     その頃は、私は仕事をしていて、自分が「仕事を休むなんてありえない」と思っていたので、息子にも学校を休ませたくないと思っていました。
     息子が泣き叫んだりするので、学校に電話して「連れて来た方がいいですか。それとも連れて帰った方が良いですか」と聞いたら、「連れて来られたらどうにかなると思います」という返事でした。そして学校での様子を聞くと「普通通りですよ」と言われます。
     でも息子は「最悪だった」と言い、行きたくない理由を聞いても「わからない」と言います。学校での様子は、私が私の目で見ていないのでどちらが本当なのか分からないし、行きしぶりは悪化して、さすがに「このまま様子を見ていていいのか?」と考えました。
     息子は、いわゆるグレーゾーンにあてはまるところがあって、ルーティーンどおりにならないとワァーっとなります。2年生になったとき、教室がかわって、それだけでも混乱しました。


2 担任が替わって

A母: 私は今年の4月に仕事を辞めて、5月からは母子登校をするようになりました。母子登校には賛否あると思いますが、正解は分かりません。
     1学期は、1時間目が始まった頃に別室に行っていました。別室には他の子どもさんがいることもあれば、息子1人のこともありました。調子が良いときは2時間目ぐらいまで学校にいました。
     2年生の今の担任の先生は、一生懸命息子に寄り添ってくれる先生です。息子もクラスの1人として見てくれている感じです。2学期になって、別室に担任の先生や同じクラスの子が来てくれるのを楽しみにするようになりました。
     そして、10月からは1人で学校に行けるようになりました。「この時間にお迎えに来て」みたいな約束をして行きます。
     精神科を受診したのですが、「教室で過ごすのは難しい、支援学級がよいのでは」と言われました。それで、今は支援学級の中の情緒学級を体験しています。国語と算数は支援学級で勉強します。     
  支援学級では他の学年の子どもも同じクラスにいるので、1時間ダラダラとした教え方はされません。45分の内に今頑張ったらリラックスタイムがあり自分の好きなことが出来ます。息子にはあっていると思います。息子は同じ事を何度もやらされるのが苦手です。
     体育は、普通学級でうけるのですが、着替えとかが不安で、私に来てもらいたいみたいです。給食は食べて帰ることはほとんどありません。


 

フレンズ親の会 

 12月13日(土) 
(受付13:15~) 13:30~16:30    

ウェルパル くまもと 1F
あいぽーと奥 会議セミナー室

こんなレポート見つけました

 ある講演会で配られた資料に載っていた「不登校問題に対する学生の感想レポート」を紹介

 

●私もかつては学校に行くことが義務だと思っていた。しかし、不登校とまではいかなかったが、私自身が中2の時に教室に行けなくなり、別室登校を半年間経験したことで、自分事としてしっかり考えるようになった。つらい記憶のせいかあまり覚えていないが、あることがきっかけでクラスLINE に私の友人の悪口を上げ、証拠が残らないように後で消去し、陰口やその友人を避けるような行為がクラス内で複数回あった。私は友人の話を聞いたり、担任やほかの先生に相談したりしていたが、実際に悪口を言っている人に何も言うことができず、友達が苦しんでいるのにどうにもできない自分がとても嫌だった。友達のいないところでクラスメイトが悪口を言っているのを聞いたり、友達が自傷行為をしていることを聞いたりして、私は一杯一杯になってしまい、その友達との関係もぎこちなくなってしまった。

担任は話を聞いても特に何もしようとはせず、逆に自分たちに非があるのではないかと言われているように感じたこともあった。結局友達は不登校になってしまい、クラスで別室登校をする子もふえてしまった。授業に行きたい気持ちは山々なのだが、ざわざわした空間に行くと全部悪口に聞こえてしまったり、授業中に廊下まで行っても教室まで入ることができず不安に襲われてしまったり、なるべく人を避けるようにしていた。それでも私が学校に行くことができたのは別室という名の居場所があったからだと思う。そこでは同じように教室に行けない子がいて、個人個人でできることに取り組んでいた。養護教諭の方も無理に教室に行かせようとせず、話を聞いてくださった。家でも親に相談すると最初は理解しようとしてくれていたが、学校に行かないことが長引くと呆れられるようになり、どこにも居場所がないように感じることもあった中で、別室が安心できる場所となった。しかし、学年主任の先生が自分の感情をコントロールするのが苦手な子を無理やり教室に行かせようと引っ張っていくこともあり、やりすぎなのではと思うことがあった。勉強への心配からだとは思うが、いつから教室に行くのかを何回も訊かれることも多く、自分でも行きたい気持ちはあるが、どうしても教室に入ることに恐怖に感じてしまうことや一度教室に行かなくなってしまうとなかなか足を向けることができないことにものすごく焦りを感じていた。先生たちは私たちが教室に行かないことに嫌悪感を抱いていたと思う。

一番記憶に残っていて嫌だったことは、クラスに行けない理由をクラスの人の前で言わなくてはならないことだった。感想をクラスの人から言われるのだが、うわべでの言葉や責められるような言葉があり、正直聞きたくなかった。スクールカウンセラーの方に話を聞いていただいているときは、心が落ち着き、自分の気持ちを整理することや何をしたらいいのか普段の授業では知ることができないことを知り、人とかかわることの難しさを改めて感じた。次の学年からは教室に行けるようになったが、いじめの標語を考える時間がとてもつらいことも多かった。私はいじめや嫌がらせを受けた周りの友人が「強くならなきゃ」と言っていたことが印象に残っている。授業を受ける機会を奪われたと言ったら言い過ぎかもしれないが、そういった子が変わらなくてはいけないと思っており、その言葉を言った側は言ったことも忘れて授業を受けている。それがとても悔しかった。

話されたことで、印象的だったことを並べました。

先日、通信制の合同説明会で、フレンズの方から「親の会」を勧められ、参加しました。
小学6年の女の子で、数年前から不登校です。今、周りを気にして外に出たがりません。場面緘黙(ばめんかんもく)ではないかと言われたことがあります。訪問看護が週に2回来て下さいます。細かい作業が得意です。
どうする?どうしたい?みたいな質問には、返事がすぐに返ってこないことが多く、ちょっとイライラすることがあります。
いじめられたことがあって、先生がオンラインで相手の親子が娘に謝る機会を用意されたけど、上手くいきませんでした。2度と学校には行かないと言ってます。
出来るだけ、好きな事をさせた方がいいと、医者から言われました。
学校に行かないのは仕方ないとしても、親には言えない悩みを話せる相手がいないので心配です。大人になりたくないと言います。

うちの息子、小5から不登校気味になったのですが、悩みを話す相手はいなかったと思います。女の子は男の子より少し成長が早いので、体の変化とか色々悩まれるでしょうね。
今は学校での性教育が後退していると(2年前に)聞きました。性や命について、話しづらいことがあれば、絵本などを使うのもいいかなと思います。

うちの子は、もう今大学生ですが、自分の感情、心の動きを話すのが苦手です。何か聞いても、すぐには返事がないことも多く、数ヶ月経った頃に、「あの時はこうだった」と話してくれることもありました。
指示されるのが嫌いだけど、「これやってくれない」と頼まれると、一生懸命取り組むところがあります。
小学生の頃、学校と合わないと悟って、中学校では「登校しない」と本人が宣言しました。高校は殆どネットで勉強する学校に入って、大学も在宅で講義を受けています。
バイトも二つしていて、仕事に就く前に、ある程度自分で練習して、やれるようになってから応募しました。

私は夫から「聞き出したいオーラが強すぎる。少し力を抜いたら」と言われたことがありました。何か聞き出そうと、力が入り過ぎてたんでしょうね。

私は、子どもが学校へ行かなくなったとき、決められたレールに乗っかっていく方が楽なのに、どうして学校に行かない選択をするのか、全く理解できなかった。
子どもは朝、玄関に立つとお腹が痛くなったりはしていたけど・・・。行けるとおもっていた。
「死にたい」という言葉を聞いてから、「行かなくていい」と諦めました。

上の子で、不登校への対応は分かっていたはずなのに、最近下の子が高校で学校へ行けなくなって、体調を崩して心療内科に通っています。
兄弟で性格がとても違うし、自分の中にある「子どもに普通に登校して欲しい」という本音に気づいて、とても動揺しています。

初めまして。先日、高生研でフレンズの方々のお話を聞いて、今日は生徒と向き合うときのヒントを得たくて来ました。定時制高校の教員です。70才代の生徒も各クラスにいますが、殆どが不登校経験者です。でも、通信制高校の数が増えてきた頃から、生徒数はかなり減りました。

子どもは経験も少ないので、「好きな事」や「したいこと」と言われても、選択肢がとても少ないと思うんですよね。
私の場合は、小学生の頃、作文と図画工作の時間が大嫌いでした。でも、今はわりと好きになっています。何故かなと当時を振り返ると、限られた時間や制限の中でしなきゃいけなかったことが、とても嫌いになった理由かなと思います。

うちの子は「高校生にはなりたい」と言ったので、あれこれ考えて選んだのに、本人は、そう言ったこと覚えてないんです。
結局、高校は殆ど行けず、18才になった時「好きなことできる年齢になったから、高校辞めるね?」と言ったら、辞めました。スッキリした顔してました。
あるとき、私が行ってみたかったレストランに子どもと車で行ったんですが、駐車場に車を止めた途端、「お母さん、ここ無理!」と子どもが嫌がって、全く車を降りようとしなかった。何が嫌だったのか、今でも分かりません。

私は子どもの頃、スポーツ音痴だったこともあって、外遊びが好きではなかった。友達と遊んでいても、漫画本に気を取られている内に、気づけばみんないなくなってしまっているということもあった。子どもはいろいろです。

私が子どもの頃は、「発達障がい」という言葉は聞いたことがなかった。今は、「発達障がいが原因で不登校状態になる子が増えている」みたいに言われることがあるけど、不登校の子が増えたみたいに、急に発達障がいの子が増えるわけがないと思う。
以前は、今より子どもを拘束する時間が少なくて、子どもたちが自由に使える時間や空間があったので、ストレスを解消できていた。それが次第に出来なくなってきているのが不登校が増えている大きな原因じゃないかな。