樹齢600年の多摩・吉祥院の桜。

その姿に感動した井上靖は、自分の小説に想いを綴っている。


桜は、小さい山門の上に大きく立ちはだかっていた。

なるほど大きな桜樹である。

亜紀は山門まで着かないうちから、ここに来て良かったと思った。


憂愁平野 井上靖  

                         弁慶