この言葉。昔からよく聞くフレーズではあったけど、深く意味を知ろうともしなかったので、今回は みつろうさんの お話が 大変 参考になりました。
2時間22分19秒あたりから
以下、文字起こし
塞翁という占い師が中国におりました。
死ぬほど当たる占い師ということで、中国じゅうの人たちが、尊敬と羨ましさの塊でぶつけた塞翁が馬、、、
塞翁の馬が1頭逃げていきました。
馬1頭 3,000万円の時代…
すると。近所のおばちゃんたちが駆けつけてきました。
「あんたの馬、逃げていったんだね。可哀想に…😁」可哀想だと全然思っていないおばちゃんたちがやってきて、塞翁に言いました。
すると、塞翁は こう言いました。
「どうしてこの出来事が幸せに繋がっていないなどと言えようか」と…
おばちゃんたちは
「あいつ、ただの負け惜しみだ」「そうだ、そうだ」と言って帰っていきました。
すると、塞翁の逃げ出した馬が メスのサラブレッドを3頭連れて帰ってきたわけでございますよ。
馬1頭あたり、3,000万円ということで、あがりはもう9,000万円でございます。
その後、塞翁の息子は落馬して骨折をしてしまいます。
しばらくして 始まった戦争で おばちゃんたちの息子は徴兵され戦死してしまうのですが、塞翁の息子は骨折しているので戦争にも行かずにすんだというお話。
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“人間万事 塞翁が馬…“
人生の幸・不幸は予測しがたく、幸運も喜ぶに足らず、不幸もまた悲しむにあたらないとのたとえ。 昔、中国の北辺の塞上(国境の砦(とりで))に住む一老翁の飼っていた馬が、ある日のこと胡(こ)の国に逃げたが、数か月後、胡の名馬を連れて帰ってきた。
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何がよくて、何が悪いかなんて、本当は わからないんですよね。
私たちは 勝手に先のことを妄想しがち、、、
良いも悪いも 一喜一憂しないことですね。