薬効
下痢 尿道炎 むくみ 小便不利 湿疹
見分け方・特徴
茎は直立して50センチくらいになり、全体に毛が少しつく。
根から生える根生葉や茎の下部の葉は葉柄が長く羽状に裂け鋸歯があり、ダイコンの葉に似ています。
茎の上部の葉は、葉柄が短く心臓形です。
花は6~9月に茎頂に分岐した花梗の先に、黄色の直径2センチくらいの5弁花をつけます。
雌雄ずいは多く特徴があり、雄しべの花柱に1~2ミリの腺毛があって、先がかぎ状の曲がり白い毛がある頭柱があります。
花が終わると頭注は落下して、花注は5~6ミリになり、かぎ状のため衣類や動物につきます。
果実は多数の痩果が集まった集合果になります。
採集と調整
6~7月の開花期に全草を採取して、水洗いして天日で乾燥して、2~3センチに断裁して保存します。
これを生薬で、水楊梅といいます。
薬効・用い方
水楊梅は、利尿、止瀉薬として、腎臓病、浮腫、膀胱炎、下痢に刻んだもの1日量15~20グラムを、水0.4リットルで、約2分の1量まで煎じて1日3回食前か食間に服用します。
乳幼児の湿疹や皮膚病には、全草約200グラムを4~5リットルの水で約3分の2量まで煎じて、患部を何度も洗浄します。
食用:てんぷらやあえものにします。春に茎が伸びない若い葉を摘み取り、良く洗い水気を拭きとり、両面に衣をうすくつけ、低温でゆっくり揚げて天ぷらにします。