薬効
滋養強壮 強精 せき・たん むくみ(浮腫・水腫) 苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)

分布生育場所
科名:モクレン科/属名:マツブサ属
和名:朝鮮五味子/生薬名:五味子(ごみし)/学名:Schisandra chinensis
日本北部の北海道、本州北部の山地に自生します。
朝鮮半島、中国、サハリン、シベリア、東アジア、温帯地方北部に自生。        


見分け方・特徴

チョウセンゴミシは、北部の山地に自生する落葉性のつる植物で、雌雄異株(しゆういしゅ)です。
葉は、長さが5~10センチで茎に互生(ごせい)して、長い倒卵形(とうらんけい)で先端は尖っていて、葉縁には、こまかい鋸歯(きょし)があって、葉脈(ようみゃく)は少しへこんでいます。
6~7月ころに葉のわきに細い柄を出して、帯黄白色の芳香(ほうこう)のある花をつけます。
花被(かひ)は、9枚、雄花には6雄ずい、雌花には、多数の雌ずいがあります。
秋に、大小不同の小球形の奨果(しょうか)を密につけて、穂状(すいじょう)に垂れ下がります。
チョウセンゴミシの果実が、秋に赤く熟すこの様子は回りに美しく映えます。



採集と調整
チョウセンゴミシは、秋によく熟した果実を房ごと採取して、そのまま日干しにして、よく乾燥させます。乾燥した、房を丁寧に手でもんで、果実だけをばらばらにして取り出します。
これを生薬(しょうやく)で、五味子(ごみし)といいます。