薬効
滋養強壮 下痢 血便 せき・たん ぜんそく 円形脱毛症 月経過多 吐血・喀血


採集と調整
若い枝と葉を、よく洗い水を切ってから、日陰で乾燥させます。
これを生薬で側伯葉といいます。
側伯葉は、わずかに香りがあって、かむと苦味と辛味があります。


薬効・用い方

有効成分は、葉に精油のピネン、セスキテルペンsルコール、タンニン、フラボノール、種子には、脂肪などを含む。

吐血、喀血、腸出血、月経過多、細菌性下痢などに止血、下痢止めの目的に用います。

側伯葉を10~15グラムに水0.5リットルを加え、約半量まで煮つめて1日3回に分けて食後に服用します。
伯子仁は、脂肪油に富んでいて、滋養強壮、老衰、インポテンツに1日量5~10グラムを0.5リットルの水で、約半量まで煮つめて1日3回に分けて食後に服用します。

薬効
下痢 子宮出血


採集と調整

夏の時期に花が一番元気のいいときに採取して乾燥。これを生薬の鶏冠花といいます。また、乾燥した種子を鶏冠子といいます。



薬効・用い方

下痢止めには乾燥した鶏冠花をくずして粉末にして1回量4~8グラムをそのまま空腹時に水で服用します。
子宮出血には、乾燥した種子鶏冠子を炒って1回量3~5グラムを、食後約30分ころにそのまま水で服用します。


凍傷には、ただれがひどく出血するような場合は、鶏冠花10~15グラムを砕いて0.4リットルの水で煮出した汁で患部を洗います。

全草の陰干しにしたものを室内でいぶすと、そのにおいを嫌って数ヶ月間ネズミが室内に入らないといわれています。

薬効
下痢 痔 リューマチ はれもの・できもの

分布生育場所

日本全土の山地、山すそ、川端に自生する落葉性の小高木。


見分け方・特徴

クサギは、山野、山すそなどに普通に見られる落葉性の小高木です。
非常に枝分かれが多く、枝葉ともに有毛で、葉は卵形で桐の葉に似ていて長柄があって対生(たいせい)して、強い悪臭があります。

花は、8月ころに枝端から伸びて大型の集散花序をつけます。
果実は、藍色(あいいろ)、扁円球で非常に美しく熟します。
古くからクサギの、熟した果実は浅青色の染色として用いられていました。