こんにちは。

 

小夜子です。

 

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夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。

 

新婚からずっとセックスレス。

気づけば干支一周回ってました。

 

私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。

 

本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。

 

「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。

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長い間お休みしてしまっていて申し訳ありませんでした。

本業の方がどうしても忙しく随分とほったらかしにしてしまい大変申し訳なく思っています。

 

 

また前回の記事にもたくさんのいいね・コメントありがとうございました。

 

 

さて今回は久しぶりの夜明け回です。

 





 

こんにちは。



ご無沙汰しております。

夫の夜明けです。

 

 

小夜子に「あなたは子育てに一切口出しないでほしい。」と言われた時のことを振り返っていきたいと思います。

 

 

ボクの些細な一言から怒りを買ってしまったようで、

珍しく小夜子は不快感をあらわにしていました。

 




しかし、ボクは彼女が何をそんなに怒っているのか理解できませんでしたし、

思わず「そんなに怒るほどのことか?」と言いました。

 

この一言もさらに小夜子の心情を逆なでしてしまったのですが....





ただ、ボクは小夜子に口喧嘩で負ける気はしていませんでした。


彼女を言い負かすことなんて朝飯前でした。


今では愚かなことだと分かっていますが、



そのころは精神的にもまだまだ幼く、脆い夫婦関係だったのです。

 


 

もともとボクは誰かを口撃したこともなければ、おとなしい方の性格でした。


友だちと大喧嘩したこともありません。


特に痛い思い出もありませんし、基本的にそつなく生きてこれたような気がしています。

 



つい最近までぽかぽかぬるま湯に浸かったような生活をしている学生が、

急に熾烈な競争社会に放り込まれたのです。


今から思い返せば、あまりにも真っすぐで、世間知らずで恥ずかしくなるような青臭さを抱えたボクでしたが、


どうにか「何者でもない自分」を強く見せようと、必死で急速に色んなテクニックを身に着けていきました。

 



そのひとつが「話術」です。


ありとあらゆる理論武装で身を固めて戦闘力をあげて戦っていました。

 

そんなボクにとって、

やさしくて、世間知らずな小夜子を言い負かすことぐらい朝飯前でした。

 



「今後仕事しかしなくていい。


そのかわり子育てには一切口出ししないで」


と言われたその時

 

 

ボクは特別ショックも受けませんでした。



「なんてことを言うんだ!」ともおもいませんでした。


 

ただ、「仕事だけしてればいいんだ。」と、


むしろ「ラッキー」ぐらいにしか思っていませんでした。

 

 

とにかく自分のことしか考えられなかった26歳のボク。



子どもが生まれたってさほど自分の生活には大きな影響を与えない。


子どもは妻が育てて、ボクはお金を稼いでこればいい。


自分が受け入れ態勢の時、タイミングが合った時に子供とは関われれば良い。


家族ってそういうものだと思っていました。

 





この頃の僕の口癖は


「専業主婦で家にいて家事も育児もやらなかったら、存在意義がないよね」でした。

 



もちろん全部を一人でやれとはいいません。

夫婦で協力することがあれば協力していました。

 

ただ、シンプルに考えて、

専業主婦の仕事、やるべきことは「家を守ること」。

  

子育ても家事もやってこそ、専業主婦の存在意義があり、

専業主婦なのに家事を分担するとか考えられない。



ボクは仕事だけをして、家のことはノータッチが良かった。



何もしたくない。

 


朝起きたらシワのないカッターシャツを着て、

家に帰れば温かいご飯が出てきて、

寝付いた子どもの顔を眺める。



これこそがボクの理想としていた暮らしであり、

そこに「あなたは子育てに一切口をはさまないで」と言われようものなら、


ますます僕の理想に近づくばかりでした。