こんにちは。

 

小夜子です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

夫(夜明けさん)に拒否される側のレス妻です。

 

新婚からずっとセックスレス。

気づけば干支一周回ってました。

 

私と夫の夜明けさんが本当の意味で向き合い始めるまでの12年間の歩みを綴っていきます。

 

本ブログはセックスレス解消指南ブログではありません。

 

「どう生きるか/死ぬか」に真剣に向き合った私の人生のターニングポイントの記録です。

・・・・・・・・・・・・・・

 

前回の記事にコメントもありがとうございました!

 

あるよく晴れた日曜日のことでした。

 

ぽかぽかといいお天気の、よく日が差し込むリビングで

夫はごろんと横たわり昼寝をしていました。

 

 

わたしは昼ご飯の後片付けを終え、息子と遊び、

そのついでにオムツを替えようとしていました。

 

 

当時、わたしは布おむつを使用していました。

 

 

今思えば別に紙おむつで過ごせばよかったのですが、

布おむつの方がおむつが取れるスピードが速くなると言われていたので

(気持ち悪い感覚が身に着くとかなんとか)

 

布おむつを使用して育てていました。

 

 

それもこの子を産んだ瞬間からスタートした

 

「絶対に、きちんと育てなければならない」

「絶対に、失敗できない」

「絶対に、わたしは良いお母さんになる」

 

という「目標」が出来たせいだと思います。

 

 

 

結果至上主義の私は、

子育ても「努力すれば報われる」

「親のかけた愛情の分だけ子はまっすぐ育つ」

「子は育てたように育つ」

 

と謎の自信と、

未来へ向けた希望にあふれていました。

 

 

 

 

恋人時代に夜明けさんにこっぴどく振られた時には

「人の気持ちだけは努力ではどうしようも出来ない」と学びました。

 

そして新婚時代から重症なセックスレス問題を抱えている中で

「どこをどう努力すればいいのかわからない」壁にもぶち当たりました。

 

 

でも・・・

 

 

子どもなら。

 

 

自分が生んだ子なら・・・

 

 

 

 

わたしが努力すればするほど

自分の時間を削って、

子どもに授ける時間をかければかけるほど

 

思い通りの理想の子育てができるのではないかと思いました・・・。

 

 

(そんなわけないのに)

 

 

 

しかしそれほど私の「育児」に対する思いは熱かったのです。

 

 

 

自分が頑張れば頑張るほど

子どもは真っすぐ育つんだ、

 

そう信じていた私は、

 

 

毎日こまめに取り替えないといけない布おむつ生活をこなしていました。

 

 

 

 

 

そして日曜の木漏れ日降り注ぐ午後。

 

 

わたしが息子のオムツを替えようとしたその時。

 

 

昼寝をしていた夜明けさんが息子にむけて声をかけたのです。

 

 

 

「かわいそうに・・・」

 

 

 

・・・・今、何て言った・・・?

 

 

 

「かわいそうに」って言った・・・?

 

 

 

 

わたしの中でプツンと糸が切れる音が聞こえました。

 

 

 

 

 

 

あなたはオムツひとつ替えやしないのに・・?

 

もともと夫は布おむつに思い入れはありませんでした。

 

 

 

そこを私が「好きこのんで」布おむつにしていたので、

夫には特にオムツ替えを頼む事はしていませんでした。

 

 

たま~~にどうしても手が離せない時に頼んでいたぐらいでした。

 

 

 

それなのに・・?

 

 

こまめにオムツを替えている息子に向かって

 

 

「かわいそうに」ですって?

 

 

しかも自分は寝ころんで昼寝をしているのに?

 

 

 

 

夜明けさんが何気なく口にした一言なのは分かります。

 

 

 

ただ、わたしは

 

自分が一生懸命努力して頑張っていることを

否定されたような気がしたのです。

 

 

 

わたしの中でガラガラと何かが音を立てて崩れていきました。

 

 

 

 

どうしてこの人は人が一生懸命頑張っていることを

そんな風にしか受け取れないんだろうか・・・

 

 

ましてや自分の妻が

自分の子どものお世話を一生懸命頑張っているというのに

 

どうして他人事で

「かわいそうに」と言ってしまうんだろうか・・・

 

 

私が選んだのはこんな人だったのか・・・。

 

 

怒りを通り越して、

悲しくなってきてしまいました。

 

 

 

奥歯をぐっと噛みしめて

 

この時私は

 

怒りを表明しました。

 

 

 

 

夜明けさんはビックリしたと思います。

 

 

普段はおとなしい妻が言い返してきたのですから。

 

 

 

 

しかし・・・私の怒りの先に下した結論は

 

ずっっとあとになってから分かるのですが、

 

わたしのこの時大きなミスジャッジを犯します。

 

 

ーつづくー