なまぬるい夜風にマルボロの香り
まるでそこに居たみたいだ いや確かに自分はそこにいた
嘘か夢か幻か
どれでもいいけど 現実から切り取ったような空間と
確かにいた人と人
どれくらい長い時間が経ったのか
昨日のことのようで 遠い昔のことのようで
強い力で引き寄せられて どこか名前も知らない遠い場所に
飛んで行って帰ってきたよ
相変わらず今日も脈絡なく指が走るままに言葉を生んでいます
また一つ塗り替えた記憶
何もなかったかのように今日も過ぎた
確かに残ったのは胸の痛みだけで
あれは夢だったと言って自分を騙せそうなほど儚い
またいつか会えるのだろうかなぁ 淡い期待 散る雨の夜
湿った風は漂い 消えた
いつもの風景のはずなのに いつもと違って見えたのは
いつもの一人の道に いつもと違ってキミがいたから
これといって何かを求めていたわけじゃない
粉々に砕けた破片が心の隅っこで煌めいた
そんな日のこと 思い出してた
そんな日もあったよねと またいつか笑って話せますように
伝えたかったことは山ほどあったけれど
何一つとして 伝えられなかったけれど
それでよかったのかなって思ったりして 少し泣いた