完母の人はよく、おっぱいが出て良いね、と言われることがあると思います。実際に、おっぱいが出てよかったなぁって思います。

 

中には、おっぱいにしたいのに出なくて悲しい気持ちで、完母いいねって言ってくれる人もいました。

 

ミルクに頼らざるを得ないママさんの気持ちは切ないですが、考え方を変えれば、ミルクは飲めているので、大丈夫です!育ちます。

 

うちの赤ちゃんは逆でした。試供品のミルクをせっかくなので飲ませてみようと、ミルクを作って与えました。

 

私もミルクをあげてみたかったという気持ちでした。

 

用意していた、友達からのお下がりの瓶と、新しい乳首をセットして、雑菌が入らないように注意しながらミルクを人肌近い温度で作って口元に当ててみました。

 

すると、飲みました(笑) その姿が可愛くて、なんともくすぐったい気持ちで見守っていました。

 

でも見る見るうちにくち周りが赤くなってきて、「だめだ…」と思って断念しました。

 

アレルギー

赤く発疹が出てきて、酷くなる前にミルクはやめました。

 

私は、果物のすももとか桃とかの果汁が口の周りに付くと、赤くただれてしまいます。子供の頃からそうでした。さすがに大人になってからは口の周りに果汁が付くような食べ方はしませんよ…おほほほ(笑)

 

そういう経験があったので、同じかも…この子もアトピーかも…と思いました。

 

のちに、この子が幼児になってスイカにかじりついたとき、口の周りが見る見るうちに赤くただれてしまい、一緒に食べていたお友達は何ともありませんでした。お友達のママが心配そうに見てたのを覚えています。

 

乳児の頃、ミルクをやめておいて正解だったと言えます。

 

完母以外になかった

アレルギー用のミルクがあることを知ったのは、育児が終わってからでした。

 

私のおっぱいがこの子の命をつないでいる!と思いました。

 

育児は待ったなしで、上の子の場合、少しも離れられなかったので、授乳しながら自分もご飯を食べる、ということを良くしました。

 

イメージは食べて出すという感じで(笑)

 

私の食べたものが、私の体を通して赤ちゃんに栄養を送ってるっていう自覚がすごくして、命を感じていました。

 

食べるってそういうことですよね。いまはお菓子とか食べてしまっているけど、上の子の時はストイックに食事を管理していました。

 

おっぱい良いね、って気持ちよく言ってくれる人に対しては、おっぱいが出てることを誇らしく思っていました。誇りと大きな責任を感じていたなぁって、懐かしく思います。