子持ち主婦がレストランでパートをすること

 

派遣をする前は、パートで働いていました。家からわりと近いところでオープンスタッフを募集されていたので、応募してみたのです。

 

 

外観も内装も素敵で癒されましたが、業務中は覚えることが多く、付いていくのに精一杯でした~。

 

 

料理名やトッピング名などA4用紙2枚にわたり、ずららららーっとありました。筆記テストがあったので、「お母さんがんばるからね★」なんて言って、1日の終わりにほんとに必死になって長い料理名やトッピングの組み合わせを覚えました。

 

 

で、テストを受けて見直しもして提出しました。子どもたちにいい報告をしたい!と思っていたので、結果が怖くもあり楽しみでもありました。

 

 

しかし後日、上司より 「問題と回答に変更がありすみません」 ということで、うやむやに。。。目指した100点満点はなくなりました。。。でも高得点賞の500円割引券を頂いたうちの1人に、私も入っていました~ ニコ

 

 

そんな風にして、私なりに本気で取り組んだパートタイマーのお仕事でしたが、お客様のオーダーに目処がつくと上がっていいよと声を掛けられます。2~3時間で帰されてしまうのです。

 

 

 

「シフト希望を多くだしてくれた人から優先でシフトを組みます」ということでしたので、予定を空けて、 週4~5日、9時から15時くらいまでのシフト希望を出していました。他のパートの主婦の方もいろいろとやりくりしてシフトを出していたようです。

 

 

週に1日のパートさんがいたり、週に5日も働くパートさんがいる中で、私のシフトは週に3日でした。だいたいお昼過ぎ辺りでオーダーの目処がつくと「ジャンケンして1人上がっていいよ」などとお声がかかります。そうすると、1日2,000円も働けない日があり…、だんだんと、パート内で駆け引きが生まれるんです(笑)

 

 

お給料も欲しいし、それだけではなく、仕事を覚えたい、慣れたい、もう少しここに居たい(働いていたい)、と思うようになるんです。で、ニコニコしてるけど、ここは譲らないよっていうオーラを感じるたびに、グッタリ疲れるんです。息苦しさを感じていました。生存競争みたいな、生き残りをかけた静かな駆け引きに。

 

 

2~3時間を週に3日働きました。私は良い方だったのかもしれないけど、しかしこの短時間では業務が身に付かず、次の出勤の日にはまず思い出すことから始めなければなりませんでした。更に、当たり前ですが細かい変更があると、メモして覚えます。思い出す作業と、新しいことを覚える作業を、開店準備をしながら頭の中で瞬時に……出来ないのです。

 

 

オフの日は、家事育児で目いっぱい動いているので、家で業務内容を復習するという行動は難しかったのです。

 

 

どうすればよかったのか。カフェモカクリームコーヒーを早く作れるように練習をしました。スーパーで生クリームを買って泡立てて、…ってもうここから主婦って感じです。業務用を買ってジャンジャン練習すれば良かったか。

 

 

業務内容を頭と体がマスターしない中あわただしく接客することで、いつまでも全体像が見えず、それは焦りになって、ミスに繋がりました。家に帰れば帰ったで、家事育児が待っています。子どもたちが私に「抱っこして~」「あ~ずるぅい、〇〇ちゃんも抱っこして~」と甘えてきます。誰にも言えず、ストレスを抱えたまま仕事の前夜は夜中の2~3時、酷い時は4時まで…眠れなくなりました。

 

 

 

結局、残念でしたが辞めることにしました。子どもたちは私以上に非常に残念がりましたえーん

 

 

働いているときは、子どもたちを連れて、2度ほど休みの日に食べに行ったことがありました。

少し遠い研修店にも家族で食べに行きました。食べた後、夫は「美味しくなかった…」と言っていました。レストランの話は夫にはしなくなりました。

 

 

 

辞めてからも、子どもたちを連れてお友達と食べに行ったこともありました。一緒に働いていたパートさんが、わざわざ座席にまで出てきて声をかけてくれたほど、仲良く働かせていただいていたと思います。だから余計残念でした…。ま、実力不足だったのでしょうね。

 

 

 

派遣に切り替え家事育児も新たな問題が出現

 

レストランの仕事をしながら、私はシフトの入らなかった日に派遣のお仕事をするようになりました。どうしても、七五三の写真撮影代を稼ぎたかったのです。七五三の撮影は、翌年に迫っていました。夫は、写真撮影に反対だったので、自分が頑張るしかなかったのです。

 

 

派遣業の軽作業は気楽だなぁと思いました。とっても。もちろん、時間やルールに厳しいところはありますが、希望の日に時間いっぱい働けて、お給料を頂けるんですから。レストランが2~3万円だったのに対して、派遣では5~6万円頂いていました。繁忙期に頑張って7万円近く稼いだ月もありました。

 

 

主婦がお金を頂くって、本当に大変だと思います。独身の頃の感覚で行くと、「少なっ」ってなると思いますが、やっと頑張っても10万行かないのですよね。。しょんぼり

 

 

で、この私の頑張りは、子どもたちにしわ寄せがいくことになり、すぐに軌道修正をすることになったのです。どういうことかというと、18時過ぎに帰宅して、21時に寝ることを目標にしていると、家で子どもたちは充分に遊んだり休む間もなく動かなくてはならないのです。

 

 

大人と違って、一つ一つに時間がかかり、大人の助けが必要なことが多いので、3時間弱の間で、トイレを済ませ、ご飯を食べ、今日あったことを私に話し、お風呂に入り、保湿して、お薬飲んで吸入して、ドライヤーして、本を読んで…ってやってると、休む間もなく22時になってしまうのです。

 

 

時間に追われていると、当然ですが、いろいろが雑になって、体のケアも充分に出来ないことがありました。私自身もあちこち痒くなってしまってました。このころはまだまだ背中の発疹も治っていなかった頃なので、炎症箇所の一粒一粒にステロイドを塗っているという時間がなかったのです。全体にクリームぬって  “はい次いこう!”  とあわただしくしていました。

 

 

やっぱり、しっかり肌のケアができる時間を確保することは大事です。このころより数か月後に、派遣のお仕事の日数を減らして、時間に少し余裕のある生活を心がけてみました。背中のアトピーを治そうと一念発起して子どもたちにも励まされながら、1カ月程度で見る見るうちに状態が良くなっていきました。

 

 

 

時間に追われていると痒くなりますが、少し時間が出来てイライラしなくなったら、痒みも少なくなってきましたウインク

 

 

今思い出しても、大変だったなぁって思います。やっぱり子どもたちが一番大事です ニコ 家事育児が本業なので、こっちを第一にがんばります。 七五三の写真代も無事に稼げて、前撮り写真を撮ることが出来ましたので、子供の様子を見ながらがんばっていきます にやり 

 

 

吐き出したらすーっきりキラキラしましたぁ。 読んでくださってありがとうございます。