「介護」「面倒を見た」「同居の苦労」
「あいつは面倒を見ていない」「苦労を知らない」
「何もしてない奴が」「それほど要求するなんて非常識だ」
「資産がなくなる」「取られる」「終わりだ」



こんな物騒な単語から、あのご夫妻がどんな状況であるか想像がつきましたか?


恐らく、
ご夫妻はご両親のいづれかと同居されていた
そして、ここ何年か介護が必要な状況になっていて、
献身的な介護をされていた
ご夫妻には、遺産を分ける対象者として、ある人物がいる
その人物は、独立していて、それほど親の介護には関わったことはなかった


遺産と言えば、金銭はそれほど残されてはおらず
唯一、不動産が遺産の対象となった。


ご夫妻は、少ない現金はその人物にあげていいから、
土地と建物は自分たちに相続をさせてくれるだろう
金銭で要求されても、払う基がないのだから、
それほど、ばかげた要求は人道的にしてこないだろう


何せ、これまで、親の面倒を見てきたご夫妻の苦労は、筆舌に尽くしがたい
とはいえないまでも、それなりの大変さがあったのだから・・・


ところが、そんな希望的観測は
もろくも崩された


土地を売らなければ支払できないほどの、金額を要求され
まさかの状態となった


あれだけ、尽くした果てが、この仕打ちか!



最初、相手に向けていた怒りと嫌悪感は、少し冷静になると
相手の弁護士と、裁判所の調停員に向けられた



相手の要求は完全に合法的に認められた 当然の権利であるという事実認定


何が法律だといいたくなる心を抑えてはみたものの
なんでこんなことになったのか


ご夫妻の口から「もう終わりだ」という言葉が飛び出してきた


こんな顛末であったと僕は思います。

そばで聴いていた臨場感はハンパなく、その映像が浮かんでくるようでした。



さてさて、今、何の問題もない、親子関係、兄妹関係であってもいざ
その時がきたら、全てが変わってしますことなんて、いくらでもある

言い方を変えると、そうしないためにも、今から、手を打っておくってことですね


物事の根っこを見つめると


「当たり前」の考え方こそが原因だともいえるかも知れないです。
当たり前なんて誰が保証してくれるのかってことです

あなたを守ってくれると信じていた、法律だって、あなたの味方かどうかは
合法的か否かの問題とは別次元なんだということを、あなたが痛感するんです


もう時代は変わります。
変わる変わると言って、まだまだみたいな雰囲気でしたが、変化は
もう始まっています

ある日、突然、介護する立場になり、
突然、遺産相続の当事者になる



変化は突然ですが、準備はできます


収入のあり方も変える それが準備です。




そんな時代の変化について、次回はお話したいと思います。