働かないって、ワクワクしない?
タイトルを見ると「頑張らなくてもいい」といったゆるい考え方のススメをイメージしてしまうかもしれませんが、そうではなくて「自由時間」を大切に、楽しく過ごすため努力しようという本です。
この本で言う「自由時間」とは「余暇」=仕事以外のことをする余った時間、暇な時間ではなくて、自分が情熱を持ってやりたいことをやるための時間です。多くのサラリーマン(私もですが)は自由時間を日々の疲れをとる、テレビを見るなど無駄なことに使っています。
「時間があれば○○をやりたい」と言いながらも実際にやることはなく、やがて定年を迎えて自由時間が増えても、生まれた時間をどう使ってよいかわからないという状態になってしまいます。
死ぬ間際になって「もっと働いておけばよかった」と後悔する人はいません。お金を持っている人、会社で出世する人よりも自由時間を楽しめる人こそが「勝ち組」といってもよいのです。
自由時間を楽しむためには努力が必要です。自分が仕事以外で情熱を持って取り組めることを見つけなければなりません。サークルやセミナーに参加するもよし、読書、スポーツなどを始めるもよしです。大事なのは自分から動き、新しいものや人に触れることです。常にポジティブに、マイナス思考はダメです。
自由時間を楽しむのに多くのお金は必要ありません。自由時間をとれないのであれば、収入が減るとしても職業を変えるべきとまで言ってます。
こういった感じで、会社のために働くだけの人生、お金を稼ぐだけの人生はやめようという考え方を元に、自由時間を楽しむための方法を真面目に考えていきます。仕事がつまらない、毎日がなんとなくつまらないと考えている人はぜひ読んでみましょう。
どの程度まで自由時間に情熱を注ぐかは人それぞれでしょうが、自由時間を持ち、楽しむ技術を身につけることは誰にとっても役に立つはずです。
- 働かないって、ワクワクしない?/アーニー・J. ゼリンスキー
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣
アメリカの「能率向上プログラム」というプログラムを紹介し、いかに効率よく仕事を進めるかについて書かれた本です。Eメールの処理から書類・電子ファイルの整理法、計画の立て方、ミーティングのやり方、管理者のマネージング…など多岐に渡って書かれているため、中身の薄い本を何冊も読むより、これ1冊で効果的に学べるかと思います。
すべての基本は「すぐやること」。「仕事に優先順位をつける」などといって後回しにしない。大抵のことは集中してやれば自分が思っていたほど時間がかからないものです。集中して仕事するための環境づくりも大事です。
例えばEメールの処理を例にとると、
・ 受信したメールを都度チェックするのではなく、1日に3回(回数は仕事の種類によりますが基本 的に少なくてよい。緊急な要件は電話、または直接会って話すはずだから)、集中的にチェックす る時間帯を決めておき、その時間はそれ以外の仕事は一切しないことを徹底する。
・ メールはその場で返信、長期的な対応が必要なものは「作業中」等のフォルダを作成してそこに 保存、不要なものは削除する。処理を後回しにして受信フォルダに残しておくのではなく、「すぐ やること」により、後で再度検索して内容を読み直して…といったムダな時間をなくすことができ ます。
このようにシンプルだけれども、中々できていない仕事のやり方をたくさん紹介しています。私も普段ついついやってしまっている悪い習慣を改めて認識することができました。
何事も「すぐやること」は本当に難しいですが、今後は「すぐにやる!」を意識して仕事に取り組んでいきます。
- なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣 4.0/ケリー・グリーソン
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
20代で人生の年収は9割決まる
タイトルには「年収」と入っていますが、年収についてというよりも「20代から30代前半のうちにやるべきこと」について書かれています。「23歳から30歳までの8年間が仕込みの期間」であるというのが、著者の主張です。
まとめると、
・23歳まで⇒高い評価で会社に入社すること。そのために必要な、面接における自己PRや質問のポイントについて。
・入社~25歳⇒とにかく会社に尽くすこと。雑用や単純作業も正確に、気を配って行うこと。
・26歳~28歳⇒自分の「得意分野」をつくり、周り(業界全体)に認められるような成果を上げること。これまでの人生でお金と時間を費やしてきたことや、プライベートから自分の才能を見つけ出し、集中して磨き上げること。
・29~30歳⇒今の会社に残るのか、転職か、起業か、選択をするために会社の外の交流を広げること。この時点で得意分野がない、社内交渉力がない、成果を上げたことがない、では外部と交流しても得られるものはない。
・31~35歳⇒これまでどおり会社で働くにしろ、自分で起業するにしろ、組織をマネジメントすることが必須である。マネジメント力、人脈力、話し方や書き方の表現力が求められる。
具体的に「何をするべき」ということはあまり書かれてませんが(自分で考えるものですからね…)、キャリア形成の考え方が大変わかりやすく書かれています。また、有名ですが「ビジネス書」が強みである著者ですから、各年代で読むべきビジネス書をたくさん紹介してくれています。ぜひ読んでみたいと思わせる書評は流石だなと思いました。
- 20代で人生の年収は9割決まる/土井 英司
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
