Jazz in Camera [Analog]/Donald Byrd & Barney Wilen


幻のヌーヴェル・ヴァーグ未発表サントラが50余年の時を越え初リリース!
ドナルド・バード、バルネ・ウィラン他ジャズ・レジェンドによる58年パリ発、素晴らしきハード・バップ/モダン・ジャズ・セッション!
ヌーヴェルヴァーグの時代、50年代末のパリはまた、モダン・ジャズのメッカでもあった。
マイルス・デイヴィスの「死刑台のエレベーター」を始め数々の名作ジャズ・サウンドトラックが生まれた。
アヴァンギャルドなジャズ・フィルム・プロジェクトとして58年に始まったこの「Jazz In Camera」は、まずジャズ・ミュージシャンによるサントラを先に制作し、そのレコーディング・セッションを撮影して映画に使う、という手法で進められたが、撮影は中断。
既に録音が完了していたサントラも公開されることはなかった。
その「幻のヌーヴェルヴァーグ・サントラ」のアセテート盤マスターが最近になって発見され、こうして遂に陽の目をみることに!ブルーノートにリーダー作を多数吹き込んでいたハードバップ絶頂期のドナルド・バード(tp)と、フランスを代表するテナー奏者バルネ・ウィランという大物2人を中心に、あのボリス・ヴィアンが用意したスタジオで録音されたこの作品は、公開されていれば、ジャズ・サントラ名盤の仲間入りをしていたに違いない。
スピーディーなハードバップ(含「A Night In Tunisia」)とスローなブルース曲が交互に現れる、米×仏モダン/ハードバップ奇跡の未発表音源!(新譜案内より)