Plays Swinging Mahagonny/Metronome Quintet


スイスの老舗ラウンジ・ジャズ・コンボ、メトロノーム・クインテット最大の人気盤がSonoramaの手によって再発!『Jazz Next Standard』掲載アルバム!!
★1953年チューリッヒで結成されたスイスを代表するジャズ・コンボ、ザ・メトロノーム・クインテット。
率いるのはアルト・サックス奏者のBruno Spoerriで、むしろBruno Spoerriと言えば70年代以降の電子音楽や映画音楽の分野での活躍や、カンのイルミン・シュミットをコラボ・アルバムを残した人として認知度が高いかもしれない。
そのBruno Spoerriの初期録音として、ヨーロッパ・ジャズ・ファンから最も人気の高い作品が本盤である。
レコーディングは1965~67年のチューリッヒ、原盤はColumbia。
★アルト・サックスを中心としたカルテットにヴィブラフォンが加わった編成で、冒頭のクルト・ワイルの「The Rise and Fall of the City of Mahagonny」カヴァーを筆頭に、独創的なアレンジを施されたスタンダードとユニークなオリジナル曲が混ざり合った作品となっている。
60年代のウエストコースト・ジャズが持っていたラウンジーな中庸性とアレンジに比重を置いた理知的な側面に大きな影響を受けていると思しきクールでスウィンギーな演奏が楽しめるヨーロパ・ジャズ名盤。