“随筆 黒い手帖”は、松本清張氏の“ネタバラシ本”
小説家大先生の“ばくろ本”みたいな。
昭和36年9月の初版に凄い先生だ。
松本清張先生の『随筆 黒い手帖』の創作ノート
小説化したものの説明もされている。
「黒革の手帖」も、小説のネタ帳から
創ったものかも。
松本清張先生は、まるで、いまの推理ドラマの基礎を
作ったみたい。
72㌻
×月×日
時間表マニア、殺人事件の発見。 ※「点と線」の原型的ヒント
75㌻
×月×日 夜
『文芸』の文壇俳句会。深川の「宮川」にて。
○暗き灯に夜寒ありけり 旅の宿 (万太郎選)等
※駄句もまたわか興なり。
何処が駄句?
81㌻
×月×日
『点と線』安田辰郎。(機械工具、安田商会主)
「小雪」女中。等をメモされていらっっしゃる。
82㌻
×月×日
山の上ホテルにおいて、監察院のY博士の話から。
クロム硫酸の液槽に漬けると十数時間で白骨化す。
肉は灰白褐色を呈す。
水の中で死体を漬け絶えず動かすと、死ハンが少い。
死期硬直も遅れる。3、4時間。
『点と線』の時刻表も書いている。
128㌻
三鷹ピストル事件
昭和34年6月に6っつ、「特別捜査本部」が
出来た…。
146㌻
贋造紙幣の話。
昭和34年7月31日夜から8月中旬迄に30枚発見。
都内及び近県、タクシーとか立売の新聞販売員が被害者とか。
204㌻
「下山事件白書」の謎…?
昭和24年に発生した、国鉄総裁の自殺を
松本清張先生は追いかけていらっしゃる。
8月10日から14日でゆっくり読ませていただき、
松本清張先生の想像力や物語っていく創造性は、天才的。
小学校の時は、あまり遠出されてない清張先生は、
地理や地図の勉強が好きだったそうです。
郵便局などが何処にあって、戸別の家がどのくらいあって、
そういうことから小説化してしまうってすごい。
いまは、Googleの地図や航空写真があるから、
たしかに、旅行行かないでも小説化できるなって
想ってしまった。
小説家大先生の“ばくろ本”みたいな。
昭和36年9月の初版に凄い先生だ。
松本清張先生の『随筆 黒い手帖』の創作ノート
小説化したものの説明もされている。
「黒革の手帖」も、小説のネタ帳から
創ったものかも。
松本清張先生は、まるで、いまの推理ドラマの基礎を
作ったみたい。
72㌻
×月×日
時間表マニア、殺人事件の発見。 ※「点と線」の原型的ヒント
75㌻
×月×日 夜
『文芸』の文壇俳句会。深川の「宮川」にて。
○暗き灯に夜寒ありけり 旅の宿 (万太郎選)等
※駄句もまたわか興なり。
何処が駄句?
81㌻
×月×日
『点と線』安田辰郎。(機械工具、安田商会主)
「小雪」女中。等をメモされていらっっしゃる。
82㌻
×月×日
山の上ホテルにおいて、監察院のY博士の話から。
クロム硫酸の液槽に漬けると十数時間で白骨化す。
肉は灰白褐色を呈す。
水の中で死体を漬け絶えず動かすと、死ハンが少い。
死期硬直も遅れる。3、4時間。
『点と線』の時刻表も書いている。
128㌻
三鷹ピストル事件
昭和34年6月に6っつ、「特別捜査本部」が
出来た…。
146㌻
贋造紙幣の話。
昭和34年7月31日夜から8月中旬迄に30枚発見。
都内及び近県、タクシーとか立売の新聞販売員が被害者とか。
204㌻
「下山事件白書」の謎…?
昭和24年に発生した、国鉄総裁の自殺を
松本清張先生は追いかけていらっしゃる。
8月10日から14日でゆっくり読ませていただき、
松本清張先生の想像力や物語っていく創造性は、天才的。
小学校の時は、あまり遠出されてない清張先生は、
地理や地図の勉強が好きだったそうです。
郵便局などが何処にあって、戸別の家がどのくらいあって、
そういうことから小説化してしまうってすごい。
いまは、Googleの地図や航空写真があるから、
たしかに、旅行行かないでも小説化できるなって
想ってしまった。