フィギュアスケートの世界選手権第2日は27日、さいたまスーパーアリーナで行われ、33人が争う女子ショートプログラム(SP)にソチ五輪で屈辱の6位となった浅田真央(中京大)が登場し、世界歴代最高の78・66点をたたき出し好調のスタートを切った。


第5グループの1番手。全体の22番目での滑走となった浅田はSP曲ショパンの「ノクターン」に乗って冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を危なげなく着氷。その後のジャンプを成功させて五輪SPでの屈辱を完全に晴らし、演技を終えると満面の笑顔を見せた。観客席は総立ちとなり、リンクは色とりどりの花束に染まった。