一日のうちで何回「一生懸命」と「頑張る」という言葉を聞くでしょうか。
テレビやラジオから流れる言葉も含めてきっと聞かない日はないかもしれないですね。

日本人はこの「一生懸命」と「頑張る」が大好きです。オリンピックで好成績を残した選手に賞賛を与えるのもこのふたつのことを超えてきたということに対してのものです。
私たちの文化をひも解いてみると、どこか「やせ我慢」「辛抱」というのにどれだけ耐えられるかを人の価値のバロメーターとしてきたところがあります。長い歴史で培われたそのDNAを受け継いでいる私たちがそう簡単にそれを脱することはできません。

ですが、この「一生懸命」と「頑張る」は潜在意識を活用するときに弊害になることがらなんです。自己啓発本のタイトルの多くは「頑張らすぎないほうが成功する」とか「眠りながら成功する」など私たちの価値感と逆のタイトルをつけます。これは人目につきやすいという狙いももちろんありますが、ある意味本当のことです。

どうもこの「一生懸命」と「頑張る」やり方で潜在意識も活用しようとするので途中息切れしてしまう人が多いみたいですね。いままでの価値感を忘れたところにいままでは想像もつかなかった成功が待っているということなのかもしれません。

あなたは「一生懸命」と「頑張る」を捨てることができますか?