人生の王道 | めがねのブログ

人生の王道

京セラ 創業者 稲盛和夫さんの「人生の王道」を
読んで、人生や仕事に対する考え方や取組みを
考えさせられ、もっと追求してがんばらなきゃなと
強く思った。

私が特に印象的だったのは次の部分です。

●トップは、強引なまでに部下を引っ張っていく
ことも必要なのです。こうだと決めたら、岩をも
うがつ強い意志力で引っ張っていくことが求め
られるのです。しかし、強烈なリーダシップを
持つと同時に、一方ではそれを否定するような謙虚さ
を兼ね備えていなければならないのです。
いわば「独裁と協調」「強さと弱さ」「非常と温情」
という相矛盾する両面を、トップである社長は持ち
あわせていなければならないのです。

●知っていることと実践できるということは
違うということです。

●人格を高め、それを維持するためには、繰り返し
繰り返し、素晴らしい哲学を学ぶと同時に、自らの
あり方を日々反省する。これが、西郷のいう
「人格は第一の宝にして、己れその人に成るの心懸け
肝要なり」ということなのです。

●経営を伸ばしたいと思うならば、まずは経営者で
ある、自分自身の心を高めることが先決であり、
そうすれば業績は必ずついてくるのです。

●六つの精進
 1.誰にも負けない努力を日々続ける
 2.謙虚にして奢らず
 3.反省のある毎日を送る
 4.生きていることに感謝する
 5.善行、利他行を積む
 6.感覚・感性を伴うような悩み、心配事はしない

●よい人生を歩みたいのであれば、運命に打ちひしが
 れることなく、常に善きことを思い、善きことを
 行うようにしなければならないはずです。

稲盛さんは西郷隆盛の『南州翁遺訓』を座右の書として
読み返し、心を磨き、豊かな人生を送ることを実現し
ました。私も1度この本を読んでみたいと思いました。

人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ