2021年5月5日(水) 〜🎌子どもの日🎏〜
ここから量子さんの独り言。。。
小規模多機能施設にお世話になっている父が、
最近、帰省するたびに、
いつ施設を引き上げて帰れば良いか?
と私に日に何度も訊いてくる。
認知症もあるので、
仕方ないことなのですが、
それが、、、
私にとって、今一番心痛める悩み。
歩けるだけに、
やはり狭い施設の中で、
話し相手もほとんどおらず、
外に散歩に出ることも許されず、
ただ食べることだけを楽しみに。
皆と一緒のテレビを見たり、
新聞を見たり、
自分の部屋で毎日毎日ラジオだけが友だち。
コロナが来る以前は、
大好きな囲碁を、
たまにボランティアの人としたりして
楽しむことや、
友人も訪ねてくれたりと
楽しみもあった。
しかし、今はすべて遮断。
唯一有難いことに、
私が普通の介護施設を探すことに疲れて、
父が精神病院を出てから
(一時暴れたり寝なくて大変な時期あり)
とりあえず処置として、
小規模多機能施設に入所してもらった。
その中でこのコロナ。。。
普通の施設なら完全に面会謝絶。
ここが矛盾するところでもありますが、、、
小規模多機能施設は、
本来は通所や、一時的宿泊する場なので
こうやって家に帰省することかできるわけです。
それは本当に不幸中の幸い。
↑
言い方変かな?(笑)
認知症もいろいろ。
完全にボケてしまえば、
死の恐怖も不安もないのでしょうが、
父は多少まだまともに話ができるので、
そこへんが複雑。
足腰が丈夫な分、
すぐに外に出て、
いろんなことが気になり
またできないのにいろんなことをやろうとして
怪我をしたり、
時々勝手に散歩に行き驚かせたり。
一番大変なのは、
食欲が止まらないので、
家にいるとずっと食べてる。
夜中は特に冷蔵庫の中を探りに
10分おきに起きてくることも。
とにかく満腹中枢がやられてるのか?
よく食べるが太らない。
それはなぜかというと、
多動症もあり、
一時も椅子やソファーに座っておくことが
できないのである。
…食べてる時だけ落ち着きがある。
食べるのに必死
とにかく落ち着きがない。
そして一つのことが気になると、
ずっと、何回もそのことを私に尋ねてくる。
とにかく目が離せない。
家で見れない一番の理由は、
やはり夜中に静かにしてくれないこと。
あまり薬でそこをコントロールしたくないので
薬も少なめにしてもらっている。
しかし、
症状もいろいろ変わってくるので
その都度は調整。
老いるって、、、
こういうことなんですよね。
もう父も90歳!
東京オリンピックまでは生きたいんだと
いつも口癖のように言っていた父。
長生きはしてもらいたい。
100歳まででも。
しかし、
自分の年齢を考えると、
ちょっと勘弁島倉千代子と言いたいところ
↑
これは我が師匠越川宗亮氏の口癖
今朝は特には参った。
『量子、、、
もうそろそろ施設引き払って、
お父さんは帰ってきた方がいいことないか?
死んでからでは遅いから、
死ぬ前に。。。』
こんなことを言ったのは初めてでした。
ある面まともな頭があるので、
やはり死を意識し始めたようです。
自分の住み慣れた家に帰ってくれば、
開放感もあり、
家族とも触れ合いながら、
私と喧嘩しながらでも
やっぱり母の遺影のある家で
最後を迎えたいのでしょう。
慣れ親しんだものに囲まれて。。。
しかし、
このコロナの中で父を安全に看取る自信もなし。
それに私の身体のことも。。。
(一度、過度なストレスで心臓に🩺
そして救急車🚑💨)
私もリウマチ等の持病もあり悩むところ。
全ての病気にはストレスが
一番悪影響となりますから。
ごめんなさい🙇♀️
独り言が長くなり過ぎてしまいました。
母が亡くなって8年が過ぎ、
障害者の11歳下の妹のこともあり、
まだ先が見えないコロナの中で、
大きな決断をする時が来たような気がします。
答えは、
まだ出ませんが、、、
覚悟と勇気を持った決断を
する時が。
そろそろ、
あのシリーズも続きを書かなきゃね
③まで書いています。