~ つづき ~
〇ベイ浜バル・店内(夜)
奥田、興奮しながら、
奥田「マジで!どうするんだよ」
室川「聞きたい?」
奥田「うん」
と、そのとき室川の携帯電話が鳴る。携帯を見ながら、
室川「童貞君には早いかもな」
奥田「素人童貞だから!」
室川、立ち上がりながら、
室川「マダムからお呼びだ」
奥田「あ、お前逃げるのかよ」
室川「じゃあな~」
立ち去る室川。
〇栗林の部屋(夜)
ベッドの上で携帯電話を眺めている栗林。頭をかきむしる。
栗林「あぁ、、、」
栗林の携帯が鳴る。室川の着信。
栗林「もしもし」
室川の声「俺だけど。エミリーから連絡あったぞ」
栗林「マジか!」
室川の声「『来週の土曜日19時で』だって」
栗林「というと?」
室川の声「エマが完璧にオッケー出したってこと」
喜ぶ栗林。
室川の声「エミリーが色々と吹き込んでくれたらしいぞ」
栗林「エミリー、ありがとうよ」
室川の声「エミリーが、あのまま状態で会うの気まずいと思うからエマに電話してみればって言った」
一気に緊張が走る栗林。
栗林「大丈夫か、、、何て話せばいいんだ?」
室川の声「この間はごめんとかじゃない。話せば何とかなるだろ」
電話口の向こうから、
里美の声「こっちこないの?」
室川「(里美に向かって)今から行く」
栗林「、、、何処にいる?」
〇ラブラブ伊勢崎・外観(夜)
ラブホテル。
〇同・部屋・中(夜)
ベッドの上で上半身裸で電話をしている室川。
里美はシャワーを浴びている。
室川「女とホテル」
栗林の声「人妻だろ」
室川「たまんないだよ。経験してみるか?」
栗林の声「いい」
水川里美(40)、バスルームを開けながら、
里美「まだ来ないの?」
室川「今仕事の電話しているからもう少し待って」
里美「早くね」
バスルームを閉める。
〇栗林の部屋・中(夜)
ひきつった表情をしている栗林。
栗林「前から聞きたかったんだけど、全員同じ学校の生徒の親?」
室川「全員ではないけど、前の学校の親だったり、その前の学校の親だったり」
栗林「今の学校の生徒の親に何人に手を出した?」
室川「3人かな」
栗林「よくバレないな」
室川「上手くやってるからな」
栗林「尊敬するよ」
里美の声「早く~「
室川「悪いもう電話切るぞ、しっかりエマに電話しろよ」
栗林「いや、、おい」
ツー、ツーと。電話が切られる。
ベッドに横たわる栗林。
栗林「無理だろーー」
考える。ハッとして起き上がる栗林。
携帯を手に取る。から
ふと、冷蔵庫に目が行く。
立ち上がる。覚悟を決めた目。
× × × ×
机の上には空の缶ビールから数本転がっている。
顔を真っ赤にしている栗林。真剣な表情で携帯を見つめてる。
エマに電話を掛ける。
~ つづく ~