おはようございます〜クローバー

昨日は午後から断捨離の続きはあまり進まなかったあせるあせる

台所を片付けていて…

とうとう…

最難関の…滝汗

5年前に亡くなった義父の手作り梅干しの瓶に手を出しました…ヽ(;▽;)

ずっとずっと…

その梅干しだけは触ることができなくて

開けるのがずっと怖かった…😭😭😭

瓶の底に少しだけ残っていた梅干し

おじいちゃんの大事にしていた梅干し

もう腐ってるかもしれない…
大丈夫かな…滝汗

恐る恐る…開けました笑い泣き

中身を出してみると4粒の梅干しとシソが出てきて。

シソは古かったので絞って捨てましたあせる

梅干しは…色は茶色いけど…

全然腐ってなかった!!

恐る恐る…

ちょっとちぎって食べてみました。

しょっぱかったけど、しっかり梅干しの味がする‼️

結果は大丈夫🙆‍♀️だったんです

うちの、義父母はいつも、

『梅干しは保存食になるから』

と言って手作りで梅干しを作っていました。

梅干しって本当に保存食になるんだ‼️

検索したら、自宅で塩だけで漬ける梅干しは何年か経っても食べれると書いてありました。

私がその梅干しの瓶と格闘している時に、娘がずっと部屋でピアノを弾いていました音譜

私は梅干しの瓶を触りながら
「こわい〜〜こわい〜〜」
を連発していました…滝汗

梅干しをほんのちょっとだけ食べたら…
なんだか気持ち悪くなってきてしまいゲロー娘を呼んで背中をさすってもらいました
(梅干しが腐ってた訳ではないです。)

その後、心臓がバクバクしてきてショック
娘に抱きつきました。

そして…

これは自分でも全くの想定外でしたが…

『うわーーーん!あせるあせるあせるあせるえーんえーん

と泣き出してしまったんです…ポーンポーン

たぶん…その梅干しを食べて、私はおじいちゃんをダイレクトに感じたのだと思いますぐすん

「うわーーーん!あせるあせるあせるあせるあせる
「私、おじいちゃんに何もしてあげれんかったーーーあせるあせるあせるあせるあせる

と大号泣して涙が止まりません!えーんえーん

そこに旦那さんが帰ってきて、その様子を目の当たりにして

「いったい何があったの…?」

と驚いてました滝汗あせるあせるですよねーあせるあせる

「おじいちゃんに何もしてあげれんかった。私、じいちゃん倒れた時、家にいたのに、三階で寝てて、気が付かんかった…
おじいちゃん、あの日、お兄さんのお見舞いに行きたいって言ってたのに。
連れて行ってたげてたら、あんなことにならんかったかもしれんのに…」

泣き泣き話す私につられて娘も泣き出してしまいました…ぐすんあせる

旦那さんは

「そんなことないよ。
そんなもん、全部たらればや。
言い出したらキリがない。
いい嫁さんやった、いい孫やったって、きっとじいちゃんも思ってくれてるって。」

と言って慰めてくれました


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うちのじいちゃん(義父)は5年前に亡くなりましたが、亡くなる前の2年間はほぼ植物状態で意識のないまま人工呼吸器で命を繋いでいました。

今から7年前の11月のある日。

突然倒れたじいちゃん…

その日、私も家にいました。

午後3時頃だったと思います。
私がパートから帰って来た時に、じいちゃんは私に、「入院しているお兄さんのお見舞いに行こうかなぁ…」と言いました。

じいちゃんはその時はもう運転免許を返納していて、自分で車を運転できなかったので、私に連れて行って欲しかったのだろうと思います。

でも、昭和一桁生まれの、頑固なじいちゃんです。
「連れて行ってくれんか?」
とは絶対に言わないんです

「見舞いに行こうかなぁ」
これで、私に連れて行ってくれないかと遠回しに言ってたのです。

たまたま…その日は体調が悪くて、
「ごめんね。ちょっと体がつらいから上で休みます。」
と言って、私は三階に上がって眠ってしまいました。

夕方6時頃に晩御飯の用意をしようと一階に降りると、真っ暗な部屋でじいちゃんがファンヒーターの前で寝ていました。

いつもシャンとしてるじいちゃんだったので、そんな時間に寝てることにびっくりして電気を付けて、じいちゃんを起こしました。

そしたら、寝ていた枕に血が付いていて、意識はしっかりしていたものの、言語障害の症状でろれつが回らなくなっていました。頭をよく見ると血がにじんでいました。

じいちゃんの身に何か起きたことがわかったので、すぐに近くのお医者さんに連れて行きました。

帰宅した主人に連絡をして来てもらい、付き添いを交替しました。

その後、大きな病院に行った方がいいとのことで、救急車で総合病院に運ばれました。

後で娘から聞いたのですが、娘が友達のところに遊びにいこうと思って、下に降りたら、おじいちゃんは玄関の土間で寝ていたと。倒れてるとは思わなかったと。こんなところで寝たらダメだと思って起こして、部屋に連れて行った…とのことでした。

玄関で足を踏み外して転んで頭を打ったのか、または血管が切れて倒れて頭を打ったのかどちらかだったのだろうと思います。

検査の結果は、頭蓋骨骨折と脳内出血でした。

その時は意識はしっかりしていました。

ただ、言語障害があるので、嚥下にも麻痺があるだろうとのことで、口から食べてはいけないとのことでした。
水も飲んだらダメで点滴で水分と栄養を入れることになりました。

脳内出血があるので、自然に血液が吸収されるまで絶対安静となりました。

でも…じいちゃんは夜中に何度も点滴を外して家に帰ろうしてしまいましたあせるあせる

とうとう手足をくくりつけられて、ベッドに拘束されてしまいました…😭😭あせるあせる

その時の姿が本当にかわいそうで…
今思い出してもつらいです。

そして拘束されて数日後。

夜中に痰が詰まって…

呼吸が止まり脳に酸素が行かず心臓が止まりました。

看護師さんが気が付いたのは、呼吸が停止してから10分くらい経ってからだったそうです。

蘇生して、一命は取り留めましたが、もう意識はなく…脳死の状態になってしまいました。

その後、何度か命の危機がありましたが…
その度に乗り越えて、その状態で2年間、じいちゃんは頑張りました。

そして2年後の秋。

次男が高校の修学旅行から帰って来た次の日に、まるで次男が帰ってくるのを待っていてくれたかのように、息を引き取りました。

享年86歳でした。

頑固な義父でした。

手先が器用でなんでも作って直してしまう義父でした。

働き者ですごくマメな義父でした。

孫が可愛くて可愛くて仕方がない義父でした。

綺麗好きで整理整頓が上手な義父でした。

義父は我が家のハウスメーカーでした。

捨て屋さんでもありました。

義父はまさに断捨離の達人でした。

義父が亡くなった後に残されたものはすごく綺麗に整理整頓された、本当に最小限の私物だけでした。

『立つ鳥跡を濁さず』

義父の終活は完璧でした

普段から綺麗にしていたので、義父にとってはそれが当たり前だったんですよね。


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今回、梅干しの瓶を片付けるために、義父が漬けた梅干しに触れたことで、

自分の中の義父に対する後悔の想いが溢れ出してきました

ずっとずっと…

まだまだ自分の中でこんなにも引きずっていたんだと…アセアセ

こんなにも心の傷になっていたんだと驚きましたびっくり

また私の感じやすい体質もあるのかもしれないと思います。

他にもずっと捨てられなかった物に、義母が使っていた櫛やブラシなどもありました

義母は11年前に亡くなってますが、ずっと、それもやはり触れなくて、昨年末に帰省していた長男にお願いして捨ててもらいました

私はお嫁に来てから、ずっと義父母と同居して暮らしていました。
二世帯住宅ではなくて、完全同居です。

今は義父母が使っていた一階で生活している私ですが、なかなか断捨離や片付けが進まないのは、義父母が使っていた名残が色濃く残っているからだということもわかりました

この家は私がお嫁に来る前に、義父母が建ててくれた家なので、私にとっては使いづらいところも多いのです

もう亡くなったからと言って、全てを捨てて、全てを変えていくことはなかなかできなかったんですね…

でも、この家を建ててくれた、義父母には本当に本当に心から感謝しかありません
家のローンもなくて本当に助かりました。

おじいちゃんは孫の代まで使えるようにと、丈夫な家を建ててくれて、掃除をしてメンテナンスをして大事に大事に家を守ってくれていました。

私はお嫁に来てから、1番長い時間を一緒に過ごしたのは、旦那さんではなく、義父でした

義母はよく出かける人で家にいないことも多かったのですが、義父は畑に行く以外はほとんど家にいたので、私とじいちゃんとで、一緒に子育てをしてきたようなところもありました。

お節介で孫に甘すぎるおじいちゃんと、私は何度もケンカもしました。

私の物を勝手に捨てられてしまい、怒ったことも何度もありました。

優しくすると、私と旦那さんと子供たちの生活にどんどん介入してくるデリカシーのない義父が嫌で、そっけない態度を取ることも多かったのです。

それでも…いつのまにか、私にとってかけがえのないお父さんになっていたんだと気が付きました。


お父さん、ごめんね。
もっと優しくしてあげればよかった…

お父さん、ごめんね。
あの時、叔父さんのお見舞いに連れて行ってあげればよかった…

お父さん、ごめんね。
お見舞いもあんまり行けなくて…

お父さん、ごめんね。
大事な家をこんなにぐちゃぐちゃにしてしまって…

たくさんたくさんごめんなさいぐすん

そして…

お父さん、ありがとう。
こんな立派な家を残してくれて。

お父さん、ありがとう。
子供たちを本当に可愛がってくれて。

お父さん、ありがとう。
子供たちをいっぱい抱っこやおんぶしてくれて。

お父さん、ありがとう。
子供たちの野球の応援にきてくれて。

お父さん、ありがとう。
畑で無農薬の美味しい野菜をたくさん作ってくれて。

お父さん、ありがとう。
たくさんの愛をいっぱいくれてありがとうございましたショボーン

私は何もできない嫁だった。

こんな嫁を支えて下さって本当にありがとうございました。

お父さんが入院してから、それまでお父さんがどれだけ家のことをやってくれていたのかが身に沁みました

それからが、本当の主婦修行の始まりでした

ヒマワリ   ヒマワリ   ヒマワリ   ヒマワリ   ヒマワリ


片付け名人だったじいちゃん

今の家を見たらきっと怒ると思いますびっくり

そして、この梅干しを見たらきっと、

「まだこんなもん取っといたんか⁈
さっさと始末しなさい!」

って言うと思いますショボーン

書きながら涙がまたこぼれます

泣くことは浄化だといいます。

きっと心のクリーニングなんでしょうか。

こうして、心の表に上がって来たことって、もう、手放してもいいよってことなんでしょうね。

こんなにも深い想いが自分の中にあったことに今まで気づきませんでした。

娘も、おじいちゃんが倒れていた現場を見たけど、遊びに行ってしまったことを、ずっと後悔していたんですね。
お母さんが家にいたことをその時、知らなかった、知ってたら知らせたのにって。

本当にね、娘のせいでは全くないんですよ。

でも、あの時、家にいたのに何もしてあげられなかった後悔が深い心の傷になって、娘にも私にもずっと残っていたんですね。

でも、よかった。

そこに今回気付けて…

断捨離ってこういうことなんだ…

こうして自分自身と向き合うことになるんだなぁと思いました。

長々とすみません。

最後まで読んでいただいてありがとうございましたショボーン


感謝…!!花束

(おじいちゃんの作った梅干し