ゆるふわ!なないろ学校 〜7匹が笑えば、明日も晴れ〜

ゆるふわ!なないろ学校 〜7匹が笑えば、明日も晴れ〜

学校での賑やかな一コマや、お家でののんびりした時間。思わず顔がほころぶ「ほんわか」なエピソードはもちろん、時には本気で「ケンカ」したり、心に沁みる「涙」や「笑い」があったり。
オリジナルのイラストとショートストーリーで、不定期にのんびりと配信しています。

 

トイレから戻ったコムギを待っていたのは、無残にも真っ二つになった鉛筆でした。

モン太が笑顔で貸してくれた、あのピカピカの鉛筆です。

「……えっ、大変だ!!」

コムギの叫びが教室に響き渡ります。

つい数分前まで机の真ん中に鎮座していたはずの鉛筆が、なぜかポッキリ。

コムギは冷や汗をダラダラ流しながら、辺りをキョロキョロと見回しました。

「犯人は誰だ……?窓から吹き込んだ強い風の仕業?

それとも、僕の机に潜む透明人間のしわざ!?」

パニックになったコムギの頭の中では、ありえない推理がグルグルと駆け巡ります。

隣の席のモン太はまだ席を外しているようです。

このままでは、戻ってきたモン太に「コムギくんが壊したんだ」と思われてしまうかもしれません。

「わ、僕はやってないよ!でも、証拠がない!」

コムギは折れた鉛筆を前に、まるで名探偵(迷探偵?)のように震えながら立ち尽くします。

涙目で散らばった芯の破片を見つめるもち助。

果たして、モン太が戻ってくる前にこの謎は解けるのでしょうか。