雰囲気に飲み込まれそうなキスにうっとりしていた時・・・´`ァ,、ァ(*´Д`*)´`ァ,、ァ



高野さんの左手が 服の下からスルッと入ってきた。















Σ(゚Д゚;o)














急いで唇を離し、



右手で 上に上ってこようとする高野さんの手を服の上から押さえつけた。





「ダメです!」





笑いながらキッパリ言った。





高野さんの手の動きは止まったけど、一向に抜く気配がない。



さっきより力は弱めたものの、私も押さえつけた手を離すわけにはいかなかった。



すると今度は、高野さんが私の耳を愛 撫し始めた。



”性 感帯” とまではいかないけれど、



耳を攻められると、くすぐったくて、なんだか力が抜けてしまう。。。




「・・・はぅっ・・・」




声が漏れてしまった。



そして再び 高野さんの手に力が入った。




私は我に返り、また必死で高野さんの手を阻止した。





「ムリムリムリムリムリムリ!!!」





とりあえずまた笑いながら言った。





「大丈夫。せーへんよ・・・。」










恐らく高野さんは、”最後まではしないよ”という事を言いたかったんだろう。




”せーへんよ・・・”って・・・。



そんなの はなっからする気なんて私にはない。



だって・・・



”不貞行為”やん!



不倫やん!!







でも 途中までだったら・・・



っていう気にもなれなかった。



もし 途中までして、やっぱり最後までしたい・・・。



って自分自身が思ってしまうのが恐かった。








私はとにかく必死で拒んだ。



笑いながらだけど・・・。




高野さんは そのたびに力を抜き、



そしてまたしばらくして力が入る・・・



そんな繰り返しだったけど



あくまで冗談を装う感じで



無理矢理 強引にしてこようとはしなかった。















そんな中、



会話の最中 私は高野さんの ある事実を知った・・・。