店を出て 次に向かった先は・・・









オカマバー











昔 2回ほど行ったことがあるんだけど



ショーなんかもすごく綺麗で、楽しかった記憶がある。




このとき行ったお店は 残念ながらショーはやっていない 小さなお店だった。



ホステス(でいいよね?)はもちろん オカマちゃん達。



そして、ボーイ(?)が オナベ。



時間も早かったせいか、お客さんはいなくて、オカマちゃんもまだ数人しか出勤してなかった。



高野さんは昔からの常連だったので、人が少ない事もあって 全員で飲むことになった。



全然シラフで嬉しい気持ちだった半面、これ以上飲むと 先が予測できなかった不安もあり



とりあえずウーロン茶を飲む事にした。





やっぱり オカマバーって楽しい!



そしてみんなすっごくいい人!





高野さんは みんなに私の事を紹介すると同時に



私の事が好きだという事を公言した。





私は横で 笑うしかできなかった・・・。






すると 昔から高野さんを知ってる人達が 次々にこんな事を言った。





「ちょっと! 高野さん! アナタ この後 ゆきちゃんをどうにかするつもりじゃないでしょうね!」



「もぉ~! ゆきちゃん! 気をつけなさいよ!」







そしてこの時



今日 高野さんは 家には帰らずホテルに泊まるという事を知った。(チェックイン済)






・・・正直 聞いてもなんとも思わなかった。



へぇ~(・∀・) ってかんじ。





ひとしきり盛り上がり、少しずつお客さんも入ってきたので 店を出た。











次に向かったのは・・・




スナック。。。というのだろうか。



店にはママしかいなかった。




まず ママの第一声。






「あら。 高野さんが女の子連れてくるの初めてやん。」







そうなんだ・・・。



”特別”って事なのかな・・・?





何を飲むか聞かれる間もなく グラスにビールをつがれてしまった。



ビール・・・。 苦手なんだけど・・・飲むしかない。



そして高野さんは ママにも 私の事が好きだという事をカミングアウトした。



プライベートの事は 自分からほとんど話さない高野さんが



ここまでみんなに公言するって・・・



私に対して 『本気だよ』 っていう事をアピールしてるんだろうか。。



気持ちはすごく嬉しいけど・・・



やっぱりときめかない。








最終的に ビールをもう一杯飲んで 店を出た。







外に出ると 高野さんが



「どうする? もう帰る?」



と聞いてきた。






「ん~・・・。」




と 考えるフリをしてみたけど、



正直 もう少し遊びたいな、って思った。



それは別に ”もう少し高野さんと一緒にいたい”って思ったわけじゃなかった。



すると高野さんは



「じゃ~ とりあえずコレ渡しとく!」



と言って タクシーチケットを差し出し、”付いて来い!”と言わんばかりに歩きだした。









そして向かった先は・・・





ボーイズバー。







この時



途中、ウーロン茶を挟んだにしろ 始めの3杯に加えて、ビールを2杯飲んでいたにも関わらず



全くもってシラフだった私は、若干テンションが上がっていた。





私、飲める!!!






そんなテンションに気づいた高野さんは



シャンパンを開けた。



飲んでみると・・・






ウマーーーーーーーーー!!!!!!(☉∀☉)






ガブガブ飲んでしまった・・・・。




そして 一気に酔いが回った( ̄ロ ̄lll)




意識はハッキリしてるものの、頭がボーーっとして 何も考えたくない。





そんな状態で店を出た。







歩きながら高野さんが腰に手を回してきたけれど



私もフラフラだし 完全に身を任した。







「一緒に泊まってく?」







高野さんが泊まるホテルの数十メートル手前で言い出した。







「泊まらんし! 帰りますよっ」




「えぇ~(・ε・`*)  泊まろうよ~。  ・・・・あ!わかった! オマエ 襲われるとか思ってるやろ!?」




「えっ(∀・;) う・・うん・・・。」




「゙;`゙;`;:゙;`;:゙`;:゙;`ヽ(゚∀゚ゞ)ブッ  襲わへんわ~! オレ そこまで飢えてないし!」




「いやぁ~まぁ~、その辺は高野さんの事 信じてますけど・・・。」










なんか もう 考えるのもダルかった。



というか、早く横になりたくて どうにでもなれ~!って感じで 完全に投げやり状態だった。











そして 誘導されるまま 一緒にホテルに入って行った・・・。