夕方、夜の運動は睡眠に悪影響を及ぼす可能性があるため、
夕方以降の運動は推奨しないと一般的に言われています。

運動と睡眠の関係性について数多くの論文がでているのですが、
実際のところどうなのでしょうか。

チューリッヒにある運動生理学研究所(Exercise Physiology Laboratory)が
メタアナリシスと呼ばれる複数の研究の結果を統合し、分析して結論を出す手法を使い
この夕方以降の運動と睡眠の関係を分析しました。参考文献

詳細は省いて端的に書くと、
夕方以降の以降の運動が睡眠にネガティブな結果を与えるとはいえない
が結論でした。

ただし、補足情報として就寝1時間前までの激しい運動については
寝つきの悪さや、睡眠時間の短さにつながってしまうと記載されています。

夕方にランニングしたり、夜ジム通いの習慣がある人は体感している通りな気がします。
私自身も仕事が終わった夜にジムに通う習慣がありますが、
軽い運動であれば睡眠が悪くなる気はせず、激しい運動をした時は寝つけなくて困ると
いった印象です。

朝に運動する習慣をつけるのはなかなか難しいと思うので、
実際に自分で運動量を調整してみて、体に合った方法を見つけてみるといいかもしれませんえ。

以上