先日、隣県の日本海に面した、山形県鶴岡市立加茂水族館(つるおかしりつかも)に行った時の様子をUPしてみます。
ニックネームは「クラゲドリーム館」だそうで、その名のとおりクラゲ・くらげ・水母だらけです。

 

開業した昭和42年には年間21万人ほどの入場者がいました。しかし新潟県・秋田県に大型水族館がオープンすると、客足は激減した。

 

四面楚歌の加茂水族館。職員がふと目にした、水族館片隅の水槽で繁殖する「クラゲ」。

これに目を付け、「よしっ、これを展示しよ」と、僅か4人まで減った職員は立ち上がったのです。
(さながら、以前にNHKで放送していた「プロジェクトX~挑戦者たち」のようですね)

 

水族館近くの灯台は青空を際立たせていました。

 

 

 

 

水族館前にはこのような碑が。
ご存じと思いますが、「行幸啓(ぎょうこうけい)」天皇・皇后両陛下が一緒に外出することです。
私は初めて知りましたが、日程に制限があって国内では金曜日から月曜日までと決まっているとのこと。

 

 

 

 

いよいよ館内。デカくてちょっとビビりました。それぞれのクラゲの名前、上手く撮影できず残念。ご勘弁を。

 

 

「えいっ」、とバク転?

 

 

 

「オワンクラゲ」。だいぶひょうきん者。上を向いてるのは、足なんでしょうか?

 

 

 

はい、完全な逆立ち。どうやらクラゲくん・さんは、逆立ちが好きなようでした。

 

 

 

「はい、このように泳ぐんですよ」と、子どもに特訓中?

 

 

 

片隅に追いやられた以前のスターたち。心なしか寂しそう。

 

 

 

館の外のプールでは、ご存じアシカ。

 

 

 

館内の食堂で腹ごしらえ。いたって平凡なお膳ですが・・・この薄茶色の刺身。何とクラゲです。たった今楽しく見てきたのを食べる・・・だいぶ抵抗がありましたが、多少の覚悟を持ってパクリ。ちょっと沢庵に似てコリッコリッとした食感。とても美味しかったです。
ピン甘なのは、右手にクラゲ、左手でパシャリ。再びご勘弁を。

 

 

 

 

 

こちらのソフトクリーム。勿論、クリームがベースですが、表面のツブツブが刺身と同じくクラゲで粒状になってました。

 

 

 

 

 

 

順路を逆走して、約2000匹が舞う(厳密には泳ぐ)水クラゲシアターに。水の量が40トン。直径5㍍のアクリルガラス窓からクラゲを観察できます。

 

スゴい人だったので、辛うじてのパシャリです。

 

 

 

 

 

クラゲの色がピンク・ブルーなのは水槽の中に、縦に照明があって、その光りの所をクラゲが通ると色づくという仕掛けでした。
ただ、上から6枚目は原色です。

 

展示品のオワンクラゲ。自然界では発光するが、飼育すると輝きがなくなるという。このことを聞いたノーベル化学賞受賞の下村脩氏が2008年に同館に電話をし、「セレンテラジン」(どのようなものか分かりませんが)を餌に混ぜれば光るとアドバイスしたそうです。
見事に光ったオワンクラゲは人気者になり、ますます入場者が増えたそうです。

 

予想を超える人だったので、三脚を立てられず手持ち撮影だったので全体にブレた画像が多いですがこれが限界です。

 

入場料は、大人・高校生以上:1000円 小・中学生:500円 幼児・未就学児:無料。

 

この後、山形市内に一泊し、次の日は「ソバ街道」に行ったのでそちらをUPします。

 

今朝(12日)の当地は、14度です。日中は25度ほどになりましたが日に日に寒さに向かいます。

 

皆様お元気でお過ごしください。

 

では、また書きます。