今回の内容はだいぶ変わっていて、いつもの「花」を中心としたものではありません。
秋田県北秋田市鷹巣(たかのす)にある太鼓の館のことをアップします。

 

道の駅「たかのす」に隣接した、世界の大太鼓の館。入館料は大人420円、中・高校生300円、小学生200円。

 

 

入ってすぐに、どーんとこのようなものが迎えてくれます。何やら大砲みたい。
西郷隆盛(来年の大河ドラマの主人公ですね)が、隣にでんと構えると一段と決まりますね。

 

 

近づいて見ます。後部の革張りの所を叩いて音を出しますが、どのような音なんでしょうか。
音を想像してみます(ずぼ~ん・ずず~ん・ぼわ~ん、かな)。何やら劇画っぽくなりました。

 

 

メインの大太鼓。材料には、天然秋田杉を使っています。天然の杉が少なくなっている今、ましてや樹齢200年ともなれば大変かと思う。皮面はホルスタイン種雄牛が使われている。

 

 

以前は、標準的と言いましょうか、小ぶりなサイズだったんですね。

 

 

 

これ、でかっ!!   画像にもありますが、直径3、8㍍。重さ3、5トン。ギネスにも認定されている。どのようにして叩くかといいますと、太鼓の上に5、6人が上がり、下には(歩きながら)1、2人が、それぞれ2㍍ほどの桴(ばち)で叩く。その音は地に響き、心と身体を揺さぶるものです。

 

 

 

展示ホールでは大太鼓が4連続(SLみたい)になってますが、ストロボを持って行かなかったので明かりがとどかず、上の画像とつなぎ合わせてご想像ください。

 

 

 

大太鼓を以前には、2本の引き縄をそれぞれ20人ずつ、さらに馬・牛で引いていましたが、現代ではトラクターを使っています。

 

大太鼓前の人形の高さは1、7㍍ほどです。

 

 

大太鼓をここまでにし。

 

 

 

 

展示太鼓はさまざまあって、こちら雅楽で使われる鞨鼓 (かっこ)と言うものです。役目は、演奏の速度を決めたり、終わりの合図を担う重要なパートです(コンサートマスターの様な働きのようでしょうか)

 

 

 

正面。風格と優雅さを感じます。

 

 

 

次回は、世界の様々な太鼓をアップしてみます。

 

 

あ、家にも太鼓が一つありました。亡母が愛用していた、「団扇太鼓」。蛇足でした。

 

災害の多い昨今。堤防、灯台を凌ぐ波。氾濫する川、道路や住宅街を川にする泥水。山は崩れ、強風に倒される木々。キレイな田・畑・果樹園は無残な姿に。さらに近頃は、木造船。私の住む街にも流れ着いてます。
やや暗い出来事を「太鼓の力」で吹き飛ばしたいものです。

 

(画像は9月上旬のものです)

 

皆様、お元気で。

 

では、また書きます。

 

使用カメラ・SONYα6000

 

 

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