何も知らない僕

勿論、電子書籍「スイーツとスニーカー」「五分の二」「年取った順、体の弱い順に死ぬのでない」。
上記四冊は実写化で、その良さがさらに発揮されますが今回は「何も知らない僕」を紹介します。

この本は、東日本大震災に題材を取っております。

被災地の中学二年生（男子）と、彼が通う学校のグラウンドに建てられた、仮設住宅で暮らす老婆との交流を描いたものです。

主人公、中嶋綱木は（なかじまつなき）サッカー部に入っている。

しかし、部員は足りない。そこに隣町の中学から招待試合を受けるが、綱木達は女子テニス部と合同のチームを作ることにする。
そして、その試合の結末は・・・

一方で、仮設住宅に暮らす首藤桃子（しゅとうももこ。８０歳代後半）は、蛍光灯の引きヒモに手が届かず、暗闇の中でうずくまっている。

綱木は、引きヒモを引いて明るくする。
自死を決心していた桃子は、絶望の淵から這い上がった。
そして、ラストは意外な展開。

この物語は私の創作ですが、友人の話で、実際にこのストーリーにそっくりなことが会社に報告されている、○○さんは、（私のこと）知っているのかと聞かれました。
「それは無い、全て私の創作だよ」と言った。それは、東北のとある都市で、実際にあった話に酷似しているとのこと。

私は、これまで四回、気仙沼市と南三陸町に行きました。

それらの取材で拙著をまとめたが、復興は道半ばにも達してません。

被災者の方、一人一人に少しでも援助出来ればと、本書を表しました。そして、一日も早い心身の復興を心から願っております。

拙著です。

何も知らない僕/光村星太

￥３００ー

Amazon.co.jp

他の本３冊は、ページ右側のテーマで

詳しくご案内しております。

１、スイーツとスニーカー￥１５３－

https://ameblo.jp/good-image-story/entry-12140584189.html

２、五分の二￥３４２－

https://ameblo.jp/good-image-story/entry-12129311044.html

３、年取った順、体の弱い順に死ぬのでない￥３６５－

よろしくお願いいたします。