引っ越しの思い出 ブログネタ:引っ越しの思い出 参加中
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父の仕事の関係で、小学時代に四回引っ越をし、転校した。

今度の引っ越し先は、どのようなところかと楽しみもありましたが、やはりようやく馴染んだ友達、土地と別れるのは辛かった。

今思うと、海辺、山深い町とそれぞれが懐かしい。

気質が荒っぽい土地では、今でいう「イジメ」があり、ランドセルを二階から投げられたり、靴を隠されたこともあった。
また、どれくらい強いかと「相撲」をとらされたりした。今でいう体育会系でない私は、簡単に負け、その後の人間関係は惨めなものだった。
しかし、二、三ヶ月過ぎると、不思議と友達も増え、抵抗なく過ごせたのはなによりだった。
また、別の町では、一日ぐらい休んでも机の中のものはそのままだったりと様々でした。

また、雪深い奥羽山脈に張りついたような村で、「掛け独楽」(かけごま)というのを見た時はとても驚いた。

長い鉄製の芯(25㌢程)の鉄独楽を1㍍ほどの細い紐で、空中高くはね上げ、その独楽をさっと細い紐で受け止める遊びには、唯々目を見張った。

三年前にその村を訪ねたが、小学校は建て替えられ、村の様子はすっかり変わり面影は何もなかった。


でも、不思議と新しい町にとても興味があり、引っ越しは楽しく感じられた。
大げさに言えば、私の成長過程に栄養をもたらしてくれたと感謝している。