家電メーカー「シャープ」が経営難から自立再建が難しく、台湾の鴻海(ほんはい)精密工業の傘下に入る様子だ。
「シャープ」といえば、シャープペンシルを発明したり、時代を先取りする先見性のある会社である。
我が家にも、「シャープ」の液晶テレビがあり、かっては、亀山ブランドで世界を席巻したが今は面影すらない。



鴻海からは8000億円ともいわれる融資案があり、日本の革新機構との何れかに決まる現状だが、鴻海が断然有利なようだ。



日本の優れた技術が会社ごと海外流出になるのだろう。
日の丸企業だからOKで、海外企業はダメというのではない。
一つのポイントは、鴻海傘下になった場合、「シャープ」の現経営陣がそのまま残るというのが鴻海の条件の一つらしい。



もしそうなら、現経営陣が今の座を守るために傘下になるとも考えられる。
経営不振に陥ったのは、現社長や歴代経営陣の手腕にあるわけですから、それを知らん顔して、のうのうと社長の座に居座るのは経営者として落第である。
結局、そうした行為は「シャープ」製品を愛用してきた人たちへの裏切りです。
:そのようになるのであれば、私は今後「シャープ」製品を絶対買わない。