ご覧いただきありがとうございます。
ちょっと思ったことを書きたいと思います。
最近、「社会で求められている力をつける!」とか、「創造力を育む!」とかっていうことを大々的に掲げて、様々な教育改革を実施する自治体や教育機関が増えてきています。
その中で気になっているのが、
定期テストを廃止する!
という学校が出てきている、というものです。
定期テストを実施することで
・ただ知識を暗記するだけになっている。
・テストが終わったらすべて忘れてしまう。
・テストで良い点を取ることを求められて、勉強が嫌いになる。
などなどの理由から、前述した「本当の力を!」と掲げてテストを廃止する動きが増えてきているようです。
たしかに、上の理由はごもっともです。
僕はガチガチの文系人間だったので、特に理科の勉強はよくわかりませんでした。
勉強してて一番つらかった瞬間は?との質問に、僕は即答できます。
高校2年生3学期末試験の生物の勉強!
あれは本当につらかった。赤シートで20往復くらいしても、ホルモンの名称を、1時間後くらいには全部忘れていて、絶望的な気持ちになったのを覚えています。いったい何のために勉強しているのかさっぱりでした。
未だに小難しい理科の話をされても、全く頭に入ってきません。
しかしながら、
定期テストを廃止するのは愚の骨頂!
と僕は声高に叫びたいです。
理由は諸々あるので、それは今後少しずつ書いていこうと思うのですが。
「定期テスト廃止!」という記事を見て、一番最初に思ったことは、
ではどうやって学習効果を測るのか?
どうやって、「社会に出てからの本当の力」が身に着いた!と言えるのか。
というものです。
よくよく記事を読んでみると、「楽しいと答えた生徒の割合は8割を超えた」とありました。
楽しいのはすばらしいことです。それはわかりました。
ではどうやって、身についているのかを知るのか。結局皮肉な結論になってしまいます。
テストを廃止したことによる効果は、テストによってしか測れない!
というものなのではないでしょうか?
勉強が楽しいと思えるならそれでいいじゃないか!
という反論が返ってきそうですが、
勉強が楽しい!だから前向きに勉強できる!
じゃあ、前向きに勉強した成果はどこから分かるの?
大人になった時に学ぼう!と思えるじゃないか!
うーん、僕の周りに学生時代あまり勉強していなくて「歴史もう一回勉強したいなー」「英語話せるようになりたい!」
といって実際に、本開いたり、学校に通ったり、暇さえあれば勉強している、という大人をほとんど見たことがありませんねー。
退職したおじいさま、おばあさまでそういう方は非常に多いですが。
勉強が好きな子が増えるんだから、成果はどうでもいいじゃないか!
それだけじゃ、スマホゲームが楽しい!ゲームが好き!って子が多いのはいいじゃないか!って言っているのと変わらない気がします。
というのが僕の私見です。
じゃあ、今まで通りの詰め込み教育をして何になるんだ!
ということに関しては、今後少しずつ話していこうと思います。
少しゆがんだ意見だと思われるかもしれませんが、僕はそう思います。
ぜひご意見お聞かせいただけたらと思います。
今日はここまで。