奥秩父主脈縦走路(前編) | 『 hike bike life 』

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基本アウトドア派の徒然ブログ。

念願の、奥秩父主脈縦走路スルーハイクです。

最近のロングトレイルブームにあやかってか「奥秩父トレイル」とも云われてるみたいですね。



http://m.naturum.ne.jp/e1210910.html?blog_id=groove

このルート、普通は4泊5日くらいでやるのが一般的。

ですが、マイカー利用で、2泊3日にできないだろうか?と思ったんです。
しかし、ナカナカもう1人のドライバーが見つからない。

やっぱりマイカー2台ないから、実現不可能なプランなのか?と思った矢先に。

元ワンゲルの上司が「奥秩父主脈縦走路をやるんなら、もう1日休みなさい」と云うことで ・・・ 、


\(^ー^)/ 行ってきました~♪


2014年09月13日(土)

04:07 瑞牆山荘
05:24 クライムオン

先ずは、西沢渓谷まで1人送迎してから、瑞牆山荘へと向かいました。

瑞牆山荘まで一緒に来た仲間は、翌日も車中泊して瑞牆と金峰をやってからバスで帰るとのこと。
なので、車の合鍵と寝袋一式を渡して別れることに。

車中でナンダカ盛り上がって、話しこんでる内に明るくなってしまいました。

06:11 富士見平小屋



ヘルメットがチャリ用なのは、つっこんじゃいけません!!

07:20 大日小屋

この辺りで、睡魔に襲われる。
30分ほど、だいぶマッタリ大休止。

予定より1時間遅れで、大日岩を通過。

実は、直前まで大弛峠から合流したいと希望する人もいたんですが、
彼女さんの都合で、急遽キャンセルに。

なので、マッタリしてても大丈夫なんです。

マッタリペースの理由はもう1つあって ・・・ 、

ガッツリ頑張って、3日間歩いて下山して。
翌朝からお風呂も入ってないのに平日の電車に乗る訳にはいかないじゃないですか。

さすがにクッサイのにデカザックで、平日の出勤時間の電車に乗る神経は持ち合わせていないです。

そんな感じで、マッタリ山頂を目指します。




五丈岩には、本日も立ってる人が。



連休だけあって、山頂は大賑わいでした。



10:31 金峰山

山頂標識前も、撮影渋滞が。



アルペンムードの金峰山、ここだけ奥秩父ではないみたい。



11:57 朝日岳
12:58 大弛峠

たまには、小屋のカレーにしてみた。



ハイカーも、
ライダーも、
チャリダーも、
みんな珈琲を飲んでマッタリしてました。

お隣のテントは、珍しいスノピのセル2。



なんと奥秩父主脈縦走路をやるために、7日間休みを取って来たんだそうです。

夕食は、生米を炊いて、五目ちらし寿司の素を投入。
更に、しらす干しをトッピングして、豚汁も戴きました。

この日、大弛小屋のテン場は、大盛況でした。

2014年09月14日(日)

04:29 起床

朝食は、肉味噌パスタ、わさび茶漬け、そして珈琲。

06:15 くらいむおん

夜も少し星が見えただけに、前日よりは天気が良かったです。

富士山や、南アルプスまで。







07:03 国師ヶ岳



ここから登山道も一気に狭くなり、奥秩父主脈縦走路らしい雰囲気に。
もちろん倒木で寸断されてたりします。

08:21 国師のタル

富士山吉田口五合目と標高がほぼ同じ大弛峠から、緩やかに下るルートなんで気持ちいい山歩きが楽しめます。

映画「春を背負って」の原作で舞台となっている東梓。




前回、逆ルートだったんで気付かなかったけど、山頂標識がちゃんとありました。

09:56 富士見



また行くぞ~♪鶏冠尾根。



すれ違う人たちも「木漏れ日が、気持ちいいね」とか「こんな穴場あったんだねぇーッ」と満足げでした。



少し拓けた場所からの、



鶏冠尾根。

ガレ場から振り返ると、金峰山があんなに遠くに。

11:48 甲武信ヶ岳



ここで、ランチに。
切り干し大根入り、マルタイ棒ラーメン。

12:25 登山再開

甲武信小屋で、水を補給。




本日のテン場は、グリーン比率高し。

13:09 賽ノ河原



逆ルートからだと、突然ここだけが、燕岳みたいな風景でビックリするんですよね。

ここから、随分と標高を下げます。

縞枯越しに、ドッシリとした破風山の山容が。




そして、眼下にまだまだ続く下り斜面に心折れます。

13:31 避難小屋

残雪期、氷と岩場のミックスに苦戦したのも懐かしい。

14:18 破風山 (西破風山)



縞枯と雁坂嶺と青空。
振り返ると、左から東破風山、西破風山、甲武信ヶ岳、埼玉県最高峰の三宝山。



15:34 雁坂嶺
15:56 雁坂峠

水晶から、



燕へ。



17:38 雁峠

鹿にも逢えた。



17:54 笠取小屋

夕食は、トマトハンバーグリゾット。

生米を炊いて、お湯を沸かしてハンバーグを温めて、そのお湯でトマトスープを作ってダイスカットしたハンバーグと白米を投入。

絶品です。

そして、笠取小屋でビールまでご馳走になり、
甲武信ヶ岳から笠取小屋までの給水量と、同じくらいのビールを戴きました。


標 高:金峰山(2595.0m)
標高差:瑞牆山荘より(1085.0m)
C T:約19時間05分
山と高原地図:
金峰山・甲武信(奥秩父)~
雲取山・両神山(奥秩父)

(続きます)