SCT(14)苗場山 (~ FINAL ) | 『 hike bike life 』

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基本アウトドア派の徒然ブログ。

前回までの、スノーカントリートレイル
 

平標登山口の駐車場に、前夜の内にバイクを停めて移動します。
 
平標登山口~(バス)680円
越後湯沢駅~(電車)940円
津南駅 ~ (徒歩)25分
津南バス停~(バス)700円
 
※ 津南バス停は、津南役場前バス停より長野寄りにあります。
 
登山口と下山口が違うので、移動だけで2320円。
越後湯沢駅から5分の「本陣 さくら亭 」の方に、逆ヒッチハイクで乗せて貰ったので、随分助かりました。
 
越後湯沢温泉 さくら亭
 
〒 949-6101 新潟県南魚沼郡
湯沢町湯沢1926-4
TEL:025-775-7830
FAX:025-775-7831
mail:info@sakura-tei.jp
  
2013年10月19日(土)
 
スノーカントリートレイル(以下、SCT)最後の山となったのは、苗場山を長野県側から新潟県側へと歩くルート。
お目当ては、苗場山に1度でも行ったことのある人なら、是非見てみたいと思うのではないかと云う「草紅葉」です。
 
駐車場料金:平標山登山口
トイレ:赤湯
標高:苗場山(2145.3m)
標高差:火打峠より(1191.3m)
約12時間35分のコース。
山と高原地図:谷川岳(苗場山・武尊山)
 
またしてもCTで、12時間超。
まさにロングトレイルです。
SCTをやりだしてから、9時間以下とかなかった様な気がする。
 
07:02 津南バス停
07:56 小赤沢バス停
08:04 くらいむおん
 
泥濘や渡渉もあります。
渡渉の大きい処では、渡れずに立ち往生している人もいました。
 
09:36 三合目(駐車場)
 
6時から上りだして9時には下山したと云う元気なお爺ちゃんもいました。
駐車場からのピストンなら苗場山山頂までの最短ルートとなるので利用者も多いルートなんだそうです。
ただ関東圏からだとアクセスが厳しいのが問題ですね。
 
山と高原地図にも記載されている通り、とってもとっても湿気の多いルートです。
樹の根や岩稜もありますが、いずれもプラス泥濘です。
樹林帯ですが、たまに山頂方面の展望もあります。

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展望が開けて向かいに鳥甲山、ウッスラと草津白根山方面や見える場所に出ました。

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晴れてれば浅間山も見えるかもですね?
 
ここから、鎖場が登場。

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下から見たときに「なんか白いな?」と思っていたんですが、数日前に降った雪が残っているみたいです。
 
残雪と ・・・ 、
鎖場と ・・・ 、
岩稜と ・・・ 、
 
泥濘のコラボ。
 
新しい木道の工事をしているみたいでした。
寒い中お疲れ様です。
山頂大地に出ると、待っていたのは草紅葉でなく一面の雪景色でした。

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11:58 苗場山頂・和山分岐
 
雪に蹲ってカメラを構えていると、映画「スターリングラード 」を思い出します。
 
※ 『スターリングラード』(原題: Enemy at the Gates)は、2001年製作のアメリカ、ドイツ、イギリス、アイルランド合作の戦争映画。ジャン=ジャック・アノー監督。上映時間 132分。
第二次世界大戦時にソビエト連邦の狙撃兵として活躍し、英雄となった実在の人物ヴァシリ・ザイツェフを主人公に、当時のスターリングラード(現ヴォルゴグラード)での激戦(スターリングラード攻防戦)を描いたフィクション。
 
出演:
ジュード・ロウ
ジョセフ・ファインズ
エド・ハリス
  
池塘も凍っていました。
 
12:37 苗場山山頂


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小屋の温度計を確認して「マイナスだよ~っ」と云っている人がいたんで、この雪も解けることはないのかな?
苗場に雪と聞いて、喜ぶ人も多いんでしょうね。
 
雪山に佇む小屋を見ていたら、映画「シッピングニュース 」の1シーンみたいでした。

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※ 『シッピング・ニュース』(原題: The Shipping News)は、2001年公開のアメリカ映画。
E・アニー・プルーの原作本は1993年にピューリッツァー賞(フィクション部門)と全米図書賞を受賞した。
 
監督:ラッセ・ハルストレム(自分の好きな監督で、この人の作品はどれも外れがないです。)
出演:
ケビン・スペイシー
ジュリアン・ムーア
ジュディ・デンチ
ケイト・ブランシェット
 
赤湯方面へと向かうルートは、小赤沢より随分登山者が少なかった(と、云うより登山者がいなかった)です。

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平標山方面の圧巻の景色と、急激な下り。
雪に埋もれていて、頑丈な鎖場がなかったらルートだとは解らないかも?
 
あっちは越後駒ケ岳方面か?

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13:35 シラビソ廊下
13:55 深穴岩
 
七合目辺り(フクベノ平)は、万が一の時にはビバークできる(むしろ計画的にビバークしたい)ロケーションでした。

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14:57 桂ノ沢六合目
 
こんな岩だらけの沢沿いを歩きます。


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普通に沢遊びもできそう。
 
15:32 赤湯
 
車では行けない秘湯。湯沢町の宿 赤湯温泉 山口館

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こちらも山と高原地図に記載されていないんですが、実は赤湯にはテン場があります。


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ここにテントを張って、お風呂を堪能して、翌日下山する予定で幕営装備も担いできたんですが ・・・ 、
まだ、16時前と云うことで「これは行ける!!」と判断。
 
ここまで来ておいて、赤湯には入りません。
来年の5月くらいにテント泊と温泉だけを目的に来るものいいかな?と検討中です。
 
ここからは、林道を目指すのに登り返します。
 
16:08 見返りの松
16:39 林道終点
 
下山に踏み切ったのは、ここからは林道だし、今宵は満月なんです。
ゲートの処に、駐車場もあり。
 
17:00 小日橋
 
ゲートの処に、駐車場もあったけど小日橋の処からは封鎖されて車は通行できないみたいでした。
ここに、駐車スペースあるんで、数台停まっていました。
 
17:58 平標登山口
 
林道歩きが長かった。
今回に限らず、SCTでは林道や舗装路歩きがあるので、ストックのキャップだけをノルディックウォーキング用に代えると云うのもありかな?と感じました。
 
先端に丸型のキャップ を付けると、歩くのがグンと楽になると思います。
 
もちろん、ちゃんとしたノルディックウォーキングの歩き方を知らなければ無意味なので、その手のイベントに参加するものいいと思います。
 
群馬だと「スタジオ フシナ 」さんとか。
  
通常、20~30日かかると云う総延長280kmの国内最長規模のロングトレイルを、なんとか14日で踏破しました。
 
「もう1度スノーカントリートレイルを歩きたいか?」って ……… 、
 
総てのルート歩きたいとは思わないけど、美人林や柵田なども入れてスライドショーを作ったら面白そうだな~♪
それももっと長~いスパンで、快晴の日だけじっくり歩いてスライドショー1つの中に季節感盛り込みたい。
まぁ~、かなーり非現実的な妄想ですけどね。
 
それから、越後三山縦走(越後駒ヶ岳~中ノ岳~八海山)とかならやりたいかな?
 
でも来年は、やっぱりロングトレイルをやるなら信越トレイルは歩いて見たいな~♪