SCT(12)裏越後三山馬蹄形.その2 | 『 hike bike life 』

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基本アウトドア派の徒然ブログ。

(続きです)
 
季節の代わり目は、幕営装備にも悩む処ですね。
念のために雪山用のマットを持ってきたんだけれど、それより濡れによる冷えが辛かった。
 
カイロもナカナカ暖まらなかったし、
古かったからかな?
 
これからの雪山幕営装備を考えると、そろそろ暖かいダウンパンツも欲しい。
他にも色々と ……… 。
 
(≧ヘ≦) あぁ~っ、給料上がんないかなぁーッ。
 
2013年10月13日(日)
 
夜に外に出ると、雨が降ってるのにウッスラと星が見えました。
幾重にも重なる山々も見えて、晴れてればきっと素敵なロケーションだろうなぁ~♪と思うテン場でした。

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今回も、ニーモのメタ1Pを持ってきたんですが、雨のテント泊だと、濡れモノを置ける広い前室がありがたいです。
BE-PALに載ってた、ニーモの新型も気になる処なんですけどね。
 
トイレ:中ノ岳避難小屋、駒ノ小屋
標高:中ノ岳(2085.2m)
標高差:銀山平より(1315.2m)
約10時間15分のコース。
山と高原地図:越後三山(平ヶ岳・巻機山)
 
06:02 起床
07:20 くらいむおん
 
まだ整備中の区間なんで、登山道は迷路の様にいりくんでいました。
トイレは、穴を掘ってスコップで埋めるタイプみたいです。
 
07:35 巻倉山
 
越後駒ヶ岳方面の展望もウッスラと。
下りは、45度以上の傾斜で、脚を置く平な処がないんで滑ります。
 
その後は、小走りしたくなるトレイルが続いて、気持ちいい。

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08:58 兎岳
 
荒沢岳~兎岳縦走路は、ホントにいいトレイルでした。
奥秩父に似た雰囲気で、山々しかない景色が素晴らしい!!
 
ここで、SCTの証拠写真をパシャリ ……… 、

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って、壊れてるし。
 
少し戻り分岐を右へ。
山頂方向へと直進すると丹後山まで行ってしまうんです。
 
小兎岳辺りからは、しゃくなげ湖方面が見えました。
 
直ぐにガスが濃くなって、展望が全くない状況に。
こうなると、自分との闘いですね。
 
急登あり、岩稜のトラバースもあり。
 
11:20 池ノ段
 
前回同様、ガスガスの中ノ岳。


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岩にアイゼンの跡がありましたよ!!
雪山シーズンに来る人もいるんですね。
 
11:49 中ノ岳避難小屋
 
ここで、ランチに。
が、なんと閉鎖してる!!

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建物の外には、前日に降ったと思われる雪も残ってました。
 
12:20 登山再開
 
この辺りが、前回「できることなら二度と通りたくない」と思ったルート。 


14:19 檜廊下


強風で、尚且つ視界はゼロ。
そして、滑る滑る。


14:54 天狗平


耐風姿勢を取らないと飛ばされてしまいそうな強風。
もう冬山なんだと実感しますね。
 
途中で聞いた話しでは、駒ノ小屋は、かなり混んでるらしい。
 
15:59 中ノ岳・グシガハナ分岐
 
越後駒ヶ岳はガスで展望もないんでパス。
小屋までの土嚢と木枠を組んだ階段まであって良く整備されてました。
 
16:25 駒ノ小屋
 
協力金500円と、ビール500円を支払ってテント設営。

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事前に、問い合わせした時はテントは無料だって云われてたんですけどね。
この時は「まぁ~500円くらいなら」って思ったんだけど ・・・ 、
後から考えると、雲取でも素泊まり5000円、テント300円ですよ。
それに比べると、駒ノ小屋は素泊まり2000円なんだから高いんかも?
 
NHKの取材班の人たちも来ていたみたいです。
ちなみに、NHKのテントはエスパースでした。
 
正直なところ、装備も濡れていることだし ・・・ 、
小屋が混んでなかったら、素泊まりもいいかな?と思っていたんですよ。
濡れ対策は、次からは鈴木みき氏も著書でゴアのシュラフカバーの代用品として紹介してるアレかな?
 
もしくは素直にシュラフカバーを買ってザックのインナー兼用に使うかな?
と思ってたら、このやり方は今月のヤマケイにも紹介されてましたね。
 
日没後も、前日から遅れてた彼が到着した気配はなく ・・・ 、
心配だけど、自分の寒さの対策でそれどころでなかったので無事を祈って、
 
ビールの力で、オヤスミなさい。
 
(続く)