オーストラリア滞在中は 非常に早起きだった為、時差が殆ど無いはずなのにも関わらず、帰国後   時差ボケ状態が続いています。

未だに 普段よりもずっと早い時間帯に目が覚めるため、眠くなるのも早く。。。
家に帰るとバタン!と ご飯も食べずに寝てしまう日が続いております。

早く元のサイクルに戻りたい。。。



さて。
旅行記の続きです。


この日は1月2日
マクラーレンヴェイルをゆったりと楽しむため、今回、初めてアデレード市内ではなく マクラーレンヴェイルにあるコンドミニアムに宿泊していました。

お陰で移動がとっても楽!


ちょっとゆっくりと朝を過ごした後は、ブランチ。

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我が家からスパイスを持って行っておりまして、スパイスカレーを作りました。
お酒を沢山 飲む毎日ですからね。  ターメリックで肝臓も労わります。


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食べる量も各自異なるので、半セルフ。
なんだか給食の配膳を思い出しました。


お腹も一杯になったところで、いざ、出発。
宿泊先から車で10分ほど。
この日1つ目の訪問先
Gendersに到着しました。

Dianaという女性が一人で切り盛りしているワイナリー。
そして、この旅のメンバーの一人 Cosyが大変お世話になっている方。

私達も1年ぶりの再会。


とってもパワフルなDiana
到着するや否や、トークが炸裂。   変わらず、お元気そうで良かった。









私達の到着の時間を逆算して、Dianaはワインを抜栓してくれていました。



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ちょっと解りにくいかもですが。。。。

ボトルの左側に置かれているのは、富士山グラス。
私達が前回プレゼントしたものなんですが、お気に入りのコーナーに飾ってくれていました。

そして、そのコーナーには 今回のお土産の茶器も加わって。
「 G'dayコーナーだから 」 と。  ありがとう。


ここからは、小さなスペースに寄せ集められた 色んな形、サイズの椅子に皆 腰掛けて、ゆったりとテイスティング。



12月半ばに ワーキングホリデーのビザを利用してオーストラリアに出発したCosy
先ずはアデレード空港に到着。
そこにピックアップに向かって、マクラーレンヴェイルまで連れて来てくれたのも、到着初日のお祝いにディナーに連れて行ってくれたのもDianaです。

車内での最初の会話は ' McLaren Vale '  の発音を繰り返し、繰り返し。。。。 の、猛特訓だったそうで、それは現在も続いているんだとか。

Diana
めちゃくちゃ発音に厳しいんですよね。
「 寝る前に毎日 McLaren Vale を50回 練習してから寝るように! 」 とCosyに言ってるくらい。
V  L  R この3つが出て来る マクラーレンヴェイルという地名を 、McLaren Vale と発音することは本当に難しい。

でも、全ては愛情の表れでしょう。
そして、私達 ツアーメンバーも1人ずつ  練習させられました 笑


Dianaに Cosyへのサポートに対して 本当に感謝しているということを伝えると、私に 
「  G'dayの大切な人なんでしょう。 だったら、今まで誰かにワイン造りの事や 英語を教えたことはないけれど、しっかり厳しく教えるから。
まずはキチンとした英語を話せないと、ビジネスの場では活躍出来ないから しっかり文法と発音をやらせるから! 」 と。

実際、渡豪してから 私達と合流するまでの2週間。 Cosyが同世代の若い子との交流は出来ないように( スラングばっかりなので ) Dianaの友人の ちょっとご年配の方々との交流を積極的にCosyに持たせたDiana

彼女の温かいサポートのお陰で、Cosyのオーストラリア生活も順調な滑り出しのようです。





「 Cosy!  手伝って! 」 と BBQの準備のヘルプを任命していましたが、Dianaのお兄さんの幼稚園?時代の帽子を被せたり。
すっかり 親子のようでした。笑。


テイスティングを一通り終えたところで、「 皆、好きなワインをグラスに入れて。 ヴィンヤードを案内するわ!」 と。

各々 グラスに赤ワインを注いだ後は、Dianaの言われるがまま ワイングラスを片手に物凄い傾斜の坂道を猛ダッシュで駆け下り&駆け上がり をさせられたり。。。
彼女のペースに完全に飲まれていきます。




この日も快晴。

Dianaのお話を伺いながら、てくてく。 ヴィンヤードを歩いていきます。


と、そんな折
「 あ! カンガルー!! 」



なんと。
いきなり 物凄い至近距離でカンガルー発見!

初めてのオーストラリア組は大興奮。


わーきゃー言いながら写真を収めて。

そして 拓ちゃん
「 僕。 コアラも見たいんですよね! 」 と 高井さんに話していて。
高井さんが 今までの経験から 「 コアラかぁ。 コアラは早々 見れやんぞ。  まず、こんなとこにおる訳… 」
拓ちゃん 「 あ。 いた。 コアラだ。 」

皆 「 嘘やろ!!!! 」




Diana自身も、この場所でコアラは20年間 見たことがない!!! と驚いている中、あっさりコアラを見つけた拓ちゃん。


後日談なのですが、オット が 
「 今までの経験上、コアラを見つけた奴って 何か起こすよな。  普通、歩くとき前か下見てるやろ。ずっと上 見て歩いてる時点で普通ちゃうぞ 」 と。  そう。 拓ちゃんのミラクルはコアラを見つけただけでは終わりませんでした。( 其のお話は、またの機会で。。。 )





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ヴィンテージが近づいてきたブドウを眺め。
そして、植樹されたばかりの1年目の まだ赤ちゃんのブドウの樹を眺め。


のんびりと畑を散策した後は、先ほどの急斜面ではなく 普通のなだらかな道を通って 戻りました。
何故、あの坂を走らされたのかは 今も疑問ですが、「 Power! 」 というDiana
の掛け声で順番にダッシュするのもなかなかの思い出。







あやのちゃんは、購入したワインのラベルを貼る作業を体験させてもらいました。
良い記念になったね。








Dianaが用意してくれていたのは、様々な種類のお肉から作られたソーセージLunch

そして、庭にわしゃわしゃと茂っていたハーブも沢山 お土産にいただきました。
フェンネル、フレンチタラゴン、イタリアンパセリ、ミントも数種類…  他にも色々。
「 タラゴン めっちゃ嬉しいわぁ 」 とオット。

オットの料理には欠かせないハーブの1つなのです。




Dianaの造るワインには、Dancan    Keith  と 既に他界したお父さんとお兄さんの名前が入ったワインがあります。

' Cosy '
 そんな名前の入ったワインがリリースされるかどうか。
それは、Cosy次第




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個人的に嬉しいこと。 それは Dianaから「 英語が本当に上達した。 びっくり! どうやったの?! 」 と褒めてもらえたこと。

正直、この1年は英会話もお休みしていて勉強もさぼり気味だったのですが、どうしてもDianaには伝えたいことがあって、その伝えたいことだけはしっかりと調べて何度も頭の中で反芻。 練習が少し実ったようです。



その想い。
ここMcLaren Valeにもう1人、伝えたい人がいます。

約束の時間が近づいてきたので、Dianaにお別れを告げて  次のワイナリーに向かいます。


つづく。