長らくブログをお休みしておりましたが、
今後は、facebookに記事を掲載することに致しました。
一般公開されていますので、よろしければご覧ください。
https://www.facebook.com/minako.fujiki07
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。
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【新刊著書】
自分を活かすコミュニケーション力
-感性のコミュニケーションと説得のコミュニケーション-
荒木晶子・藤木美奈子 著
実教出版 2011年11月 1,680円
ISBN:978-4-407-32244-6
長らくブログをお休みしておりましたが、
今後は、facebookに記事を掲載することに致しました。
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事情があって、しばらくブログをお休みしていました。
ご関心をお持ちの方、ごめんなさい。
ブログとの付き合い方を含めて現在思案中ですが、
とりあえず、その時々のニーズに合わせて、
思い付いた時に、ブログを更新することに致します。
今回、記事を書こうと思ったのは、
TAWカレッジで担当させていただくコミュニケーション講座が、
お陰様で「残席1名」と告知されていましたので、
既にお申込みいただいた方、あるいは検討されている方々に、
もう少し詳しい講座内容をお知らせしたいと思いました。
講座の日程などは、こちらをご覧ください。
この講座は、単にコミュニケーションのスキルを上げるだけではなく、
自分の話し方を分析することで、その人の深層心理を見つめ、
なりたい自分に向けて意識を整えていくことを目指しています。
話し方の癖には、その人の心の癖が反映されます。
というと、驚かれるかもしれませんが、
話すという行為は、言葉を使った自己表現であり、
その人を形成している、これまでの経験、生き様、価値観、世界観などが、
無意識の内にもそこに表現されてしまいます。
自分の心の癖を、
言語コミュニケーション(言葉を使った表現)と、
非言語コミュニケーション(言葉以外の表現:表情、目線、姿勢、身振り手振り、声のトーンなど)の
両面から、掘り下げていきます。
そこには、これまで見ることを避けてきた、認めたくない自分の姿がある一方で、
それまで自分が知らなかった、大いなる潜在的な可能性が隠されています。
前回の講座でも、自分の生き方を大きく変えられた方がいらっしゃいます。
新しい夢を見つけられたその方は、
生き生きとして、輝きに満ちていらっしゃいました。
他の受講生の方々も、
その方の話し方や印象が別人のように変化したことに驚かれていました。
全ての皆さんの話し方が洗練されただけではなく、
どんどん自信に溢れていって、
そして、女性は回を追う毎に美しくなっていかれました。
講座では実践トレーニングを中心に行っていきますが、
何の実践かというと、3分間スピーチです。
例えば、人前で話す機会はあまりないので、
一対一の対人コミュニケーションのスキルを上げたいという方でも、
一対多のコミュニケーション力を磨いておけば、全てに応用が利きます。
なぜなら、スピーチやプレゼンテーションの場では、
さまざまな聞き手を想定しなければならず、
多くの人に分かりやすく伝える意識や技術を培っておけば、
聞き手が一人であっても、10人であっても、100人であっても、
ありとあらゆる場面で有効だからです。
スピーチの様子はビデオ撮影され、それを振り返りながら、
他の受講生の方や、講師からのフィードバックで進められていきます。
回りの声は、自分の深層意識の声ですね。
講座の概要は以下の通りです。
**************************************
第1回 講義&ワーク
コミュニケーションの概論と自己表現の基礎
第2回 実践トレーニング (1)
自分の話し方の癖を知る
第3回 ワーク&エクササイズ
描写の技術と説明の技術
第4回 実践トレーニング (2)
正確に分かりやすく伝える
第5回 実践トレーニング (3)
自分の意見を論理的に話す
第6回 実践トレーニング (4)
なりたい自分を表現する
****************************************
第6回の「なりたい自分を表現する」は、
謂わばこの講座の卒業発表のような位置づけですが、
前回も感動ものでした。
未来の理想の自分になり切って、
聞き手や状況を設定してスピーチするというものです。
成功を遂げた未来の自分を演じ切り、聞き手の拍手喝さいの歓呼の嵐を
一足先にイメージの中で体験していただきます。
夢を実現することを公に宣言する、決意表明の場でもあります。
前回も、参加者の皆さんで、パワフルな未来図を交換し合い、
感動のうちに終了しました。
参加者の方々の成功未来図は、
自分の未来の一部でもある訳ですから、勇気100倍です。
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今回も、皆様と、力強い未来設計に向けて、3か月間の船出をしたいと思います。
とはいえ、こうやって書いているうちに、満席になってしまったら、ごめんなさい。
ただ、以前もキャンセル待ちから
繰り上がり当選された方もいらっしゃいましたので、
ご関心がおありでしたら、TAWカレッジにお問い合わせください。
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ところで、拙著「自分を活かすコミュニケーション力」ですが、
Amazonで品切れ状態になってしまっております。。。
申し訳ございません。
今、出版社でも在庫がない状態なのですが、
近々重版することが決まっておりますので、今しばらくお待ちください。

講座を受講される方で、この本にご関心がおありの方は、
講座初日に私宛てお声掛けください。
では、素晴らしき可能性に満ち溢れた皆様とご一緒させていただけますこと、
心より楽しみに致しております。
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ブログを長くお休みしていた私が言うのも何ですが、
書くことはとても大切です。
先日、NHKの「クローズアップ現代」で、
ライフログを取り上げていました。
日常生活の些細なことを記録に残していくライフログが、
今、急速に広まっているのだそうです。
上記をクリックすると、
放送内容全てがテキストで見られるようになっています。
NHKも今はこんなサービスを提供しているのですねぇ。
ライフログに関しての感想、ご意見は、
番組をご覧になった視聴者の皆さんに委ねるとして、
私が注目したのは、ゲストの糸井重里さんの以下のコメントです。
上記のHPのテキストから引用します。
=引用開始=
自己肯定感という言い方をよくしますけれども、
お母さんが大事にしている子どもは自己肯定感が育つっていう言い方しますよね、
それと同じように、自分って誰かに必要とされてるっていうのは、
視線が送られることで感じられるものだと思うんですよね。
誰も視線を送らなくても、自分が自分への視線を送ってることで、
記録していくと、俺がいるんだなって感じは分かるのかなっていうふうに僕は見てるんですけど。
自分を見ている自分がいるということで、いていいんだなって、
俺は見てるぞっていうのを、自分に言ってあげられるじゃないですか、
そういうことがあるのかなっていうふうに見てますけど。
=以上、引用終わり=
ふむふむ、ライフログを通して、
自分に見られている自分を認識することで、
自己肯定感に繋がるということですね。
面白いご指摘です。
もう一か所、引用します。
=引用開始=
感じるなって誰にも言われてないんだけど、人って感じなくなるじゃないですか。
気温の変化にしても、何にしても。
でも、なんか書いていくことを続けていると、
「感じる能力」が高まってくる気がするんですよ。
感じたから書くんだけど、書くことでまた感じやすくなるっていうか、
それをずっとあの方は繰り返してきて、
写真撮ったときも、何か起こるって思ってたわけじゃないのに、
視線が送られてたから撮れてるわけでしょう。
ああいうの、僕はあのへんはよく分かるっていうか、共感しますね。
=以上、引用終わり=
書くことによって、感じる能力が高まるというのは、
まさに私も同感です。
私は長年日記をつけています。
日記といっても、毎日きちんと書かなきゃという感じではなく、
その時その時で感じたこと、感動したことなどを、
書きたくなった時に綴っている、雑文のようなものです。
興が乗れば、原稿用紙にして、一日100枚ほど書くこともあります。
これは日記というより、既にエッセイに近い領域かもしれません。
何かに感動したとき、その感覚はほんの一瞬のもので、
その気持ちはあっという間に過ぎ去ってしまいます。
なぜ、心が動いたのか、対象の何に自分は共鳴したのかなど、
考える暇もなく、感情の流れとなって消えていきます。
感覚を感覚で終わらせたくないというのが、
詳細な雑文を書くようになった背景にあります。
感動したこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、悲しかったことなど、
心に引っ掛かった出来事の理由を自分なりに掘り下げていくことで、
その感情の中身が見えてきて、
自分の物事の捉え方や、感じ方の傾向が少しずつ把握できるようになります。
そんな小さな断片情報の積み重ねが、
ふとした出来事との出会いによって、大きな気付きへと発展します。
書くことによって当時の状況を反芻し、
その瞬間は見えなかった意識の流れの構図が浮かび上がってきて、
より自分という人間が深く理解できるようになるのです。
こうしたことから、書くことで、
ものを深くとらえる癖が身に着くように思います。
そして、それは感じる心を育てることにも繋がるのだろうと思います。
書くことが面倒臭いという人は、考えることが面倒臭いのでしょうね、恐らく。
毎日でなくても、書けるときに少しずつでも書く癖をつけていけば、
日常はもっと色付いたものになるのではないでしょうか。
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「読むことは人を豊かにし、
話し合うことは人を機敏にし、
書くことは人を確かにする」
by イギリスの哲学者、フランシス・ベーコン
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退院の日の朝、
病院から一歩外に出た瞬間、
特殊な感覚に襲われました。
まるで母親の胎内から、
外の世界に押し出されたような感じを受けたのです。
院内では、頻繁に看護士さんが病状を気遣ってくれます。
何かあればナースコールを押せば、
深夜でも駆けつけてくれる、
謂わば完全に守られた世界です。
看護士さんは、
あそこが痛い、ここが痛いという患者の我儘に対して、
嫌な顔一つせず、献身的にお世話してくれます。
お腹が空いたと言わなくても食べ物が自動的に運ばれ、
暖房がふんだんに効いた部屋で、
そこにいれば何の不自由なく安全に生きていけます。
ところが、病院から一歩外に出れば、
そこは娑婆の世界。
入院用の荷物が入った重いスーツケースを抱えて、
お腹の痛みに堪えながら、
通勤ラッシュの人混みの中、
よろよろと人にぶつかりそうになりながらも、
目的地に向かって歩いていかなければなりません。
それはあたかも、
完全に庇護の世界である母親の胎内から有無を言わさず外に押し出され、
オギャーと産声を上げた瞬間から、
自分の足で生きていくことを覚えていかなければならない
子供のようだと思いました。
それでもそこには自由があります。
ついさっきまでいた病室の暖かさはないけれど、
一定の空間に閉じ込められて、その中でしか行動できなかった状態から、
今は自由に好きな方向に歩き出すことが出来ます。
自由は自立に支えられるもの。
母親の胎内がどれほどぬくもりに満ちた心地いいものであっても、
この自由には替えられない。
それこそが現実世界を生きていくことの面白さ。
そんなことを感じながら、
よたよたと頼りない足取りで、駅までの道を歩いていったのでした。
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入院中の話を続けます。
病気が回復して、明日は退院という日。
どうしてもこれだけはやっておきたいと思うことがありました。
入院を通じて自分が固く心に誓ったことを、
録音音声として残しておくことです。
しばらく前に、ある本と出会い、
そこに書いてあることを逐一実践したいと思っていました。
手術を受けたのは、自分が目指す目標に向かって、
具体的に踏み出すための行動のひとつだったのですが、
これほどに苦しい思いをしたのだから、
必ずやその目標を実現すると固く決意しました。
その決心が揺るがないよう、
痛みに耐えてきたこの病室で、
持参した本を音読し、
ナレーションの音声ファイルとして残そうと思いました。
PCのスピーカーから曲を流し、
BGMに乗せて、その本を読んでいきました。
体力の衰えで声は掠れていましたが、
一言一言噛み締めながら、未来の私へのメッセージとして、
丁寧に声にしていきました。
こういった手法は俗にアファメーションと呼ばれるものですが、
自分自身に対して肯定的な言葉を宣言し、
意識を変えていくためのものです。
深夜まで録音を続け、
1時間ほどのナレーションが完成しました。
退院後、私はこの音声ファイルを繰り返し聴いています。
家にいる間は四六時中流し続けています。
恐らく既に500回くらいは聴いただろうと思います。
自分の目標宣言を聴くことで、その都度モチベーションを高め、
更なる戦略に乗り出しています。
そして、目指す目標に少しずつ近付いてきていることも実感しています。
自分の何かを変えたいのであれば、
こういうやり方も一つの方法ですね。
目指す目標があるのであれば、
自分に合った方法を実践していけばいいのですが、
何からやればいいのかわからないからと、
何も行動を起こさないのが一番よくないですね。
それは本気ではないということ。
つまり、口だけで夢を語り、
それに向かって努力するという対価を払おうとしていない訳ですから、
何も変わらないのは自明のこと。
どういう状況であっても、
アクションを起こさないことの言い訳にしないことです。
何かを始めないことには、今を変えることは出来ないのですから。
あなたは、自分の目標に向かって、何か行動を起こしていますか?
どんな小さなことでも、一歩を踏み出しているという行動を伴えば、
自ずと自己肯定感が芽生えます。
そして、それは、自分の夢を実現する貴重な原動力になっていくのです。
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春休みの一時期
訳あってしばらく入院していました。
ご心配いただいた皆さん、ありがとうございました。![]()
お陰様で元気になりました。
お腹の一部を切除したのと、
術後しばらくは食欲がなかったのとで、
一気に5キロ痩せました。
ウエストなんて8センチも細くなりました。
もともと丸顔ですが、
顔の肉は落ちなかったようで、
どうせならこちらもほっそりしたかった、
などと勝手なことを思っております。。。
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術後、憔悴しきった体をベッドに横たえながら、
気晴らしにと、テレビをつけたり、本を広げたりしましたが、
どの情報も体が受け付けませんでした。
それはあたかも、
命を繋いでいくために必要不可欠な情報だけを、
体が本能で選び取っているかのようでした。
音楽ファイルもPCに入れて持ち込んだのですが、
普段はあれほど好きな曲も、体が拒絶反応を示しました。
音のうねりから来る感情の起伏を極端に嫌がるのです。
そこまでのエネルギーの余裕がないからでしょう。
ところが、あるCDだけは例外でした。
ある有名アーティストが作曲したインストルメンタルです。
手術室で流したい曲があれば、CDを持参してくださいと言われ、
持ち込んでいたものでした。
実は入院前は、このCDの良さがよく分かっていませんでした。
そのアーティストが音源を録音していた時、
たまたまその近くに居合わせたものですから、
これもご縁かなと思って購入したものでした。
術後聞くその音は、以前とは全く違うものに響きました。
私の意識も肉体も一切邪魔せず、
命の育みを後ろからそっと後押ししてくれているようでした。
その後、入院中、そのCDを昼夜を問わず流し続けました。
今でも時折疲れた時などは、そのCDのお世話になっています。
さて、そのCDとは。。。
今週のゼミで公開します。
それ以外でご関心がおありであれば、
また後日、お知らせしますね。
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ここで言いたかったのは、
何かの経験によって、同じ風景でも、
それまでとは全く別物に見えるようになるということです。
私にとって入院という経験は、
自分にとって本当に必要なものとそうでないものの選別眼が、
一層養われる機会にもなりました。
命の本質と、自分の人生とを改めて考えましたから。
因みに、私が入院していた病室は個室ですが、
ホテル並みの綺麗さでした。
そして、病院食も、
一流レストランのシェフがプロデュースしたフレンチという豪華さ。
折角のお料理も満足に喉を通らなかったのは残念ですが。。。
では、今は病院もこんなに明るいという情報提供の意味で、
以下、ご参考までに写真をアップします。
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アメリカ留学時代、
NYにあるコロンビア大学で研究員を務めていたことがあります。
その時親しくしていたお友達が、大学を訪ねてくれました。
教材開発のお仕事をしている人です。
大学で使うテキストについて話をしました。
会うのは10年振りです。
ネットで検索していたら私のHPがヒットしたとかで、連絡してきてくれました。
町田キャンパスまでのスクールバスの中で、
学生さんに席を譲ってもらったそうで、
道を聞いてもとても親切に教えてくれるし、
桜美林の学生さんは素直で気持ちがいいと言っていました。
そんな話をしながら歩いているところへ、
私が以前担当したクラスの学生さんが、
後から「こんにちは」と声を掛けてくれました。
挨拶がしっかりできるのも、桜美林生のいいところだと思います。
お互いの近況報告から、共通の友人の話題、そして将来の夢に至るまで、
自分たちが学生だった当時の気分のままに、話が弾みます。
思い出を共有できる人、
利害関係なく本音を語り合える友人の存在はとても貴重です。
日常の愚痴を聞いてくれるお友達も大切だとは思いますが、
未来に向けての自分をストレートに語り合える関係は、
建設的なエネルギーの交換をもたらしてくれます。
一緒にいて元気になるようなお友達がどれだけいるか、ということですね。
社会の枠組みや体裁を気にせず、
本音をぶつけ合える友人は、学生時代が最も作りやすい時期です。
今年の入学式で、学長が新入生に送ったメッセージの中で、
「10人の真の友を作ろう」という言葉がありました。
ここで言う「友」とは、同級生だけではなく、
先輩後輩、恩師も含めての人間関係を指します。
キャンパスライフの中で、一生の友を得てくださいね。
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留学の際、奨学金をもらった教育支援団体から、
近況を写真付きで報告してほしいと言われ、
「是非著書を持ったショットを」というリクエストがありました。
そこで、カメラが趣味というそのお友達に撮ってもらった一枚がコレ。
「けやきの広場」にある枝垂桜の前でのショットです。
撮影中、不思議そうな顔をして通り過ぎていった学生さん、
笑いをこらえながら何度も振り返っていた先生、
お騒がせしました。
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春休みの間、事情があってブログをお休みしていました。
その時の様子など、今後、ちょこちょこ思い出しながら、
折に触れて書いていきたいと思います。
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新学期です。
まさにチューリップがピッタリの季節。
大学の桜は丁度散りかけていて、
風に舞う桜吹雪の中を歩きながら、出講しました。
本日は、スピーチの応用科目「口語表現Ⅱ」 を2クラス担当。
3限の授業に向かっている時、明るい声で私の名前を呼ぶ学生さんがいました。
先学期、私の授業を受講していた男子学生でした。
「口語表現Ⅱのお陰で、内定がもらえました!」
弾む声で彼はそう報告してくれました。
聞けば、面接で、クライアントにその会社を売り込むスピーチをやらされたとか。
「口語表現Ⅱ」で指導している「説得のスピーチ」の訓練が
そのまま生かされたと言います。
また、彼はグループディスカッションでも、
積極的にリーダー役を務めたそうです。
人前での自己表現のトレーニングを積んでいれば、
グループのまとめ役も、発表役も、怖がらずに進んでやれます。
なんといっても、相応の訓練を積んできているのですから、
他の人とは基礎力が異なります。
そんな普段の積み重ねが、とっさの面接課題で生きてくるのです。
どんな球が飛んできても、ちゃんと受けられる自信があるかどうか。
このことが決定的に大事です。
自信がその人の魅力を開花させますから。
内定報告をしてくれた彼は、このあと本命企業の面接があるので、
そちらでも頑張ると力強く語ってくれました。
彼に限らず、スピーチの応用クラスを受講したことが、
内定に結びついたと報告してくれる学生さんは少なくありません。
授業では、何も面接受けするテクニックを教えている訳ではありません。
自己表現の訓練を積んでいくことで、
自分の個性や自分らしさを発見していくことが出来ます。
その気付きが、自分という人間の骨格を捉える視点に繋がっていくのです。
その人らしさが無理なくいきいきと表現されていれば、
それだけで輝いて見えるものです。
今学期の「口語表現Ⅱ」は、他の先生方が担当されるクラスも含めて、
まだ定員に余裕があるところもあります。
桜美林大学ならではの授業で、
自分を表現することを見つめなおしてみませんか?
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お正月は、スポーツイベントが目白押しでした。
その中で私が注目したのが、箱根駅伝。![]()
もともと駅伝ファンでもなんでもありませんでした。
去年のお正月、たまたまたTVをつけたら、箱根駅伝をやっていました。
自分が大学で教えているということもあって、
大学生がどういう走りを見せてくれるのかしら、くらいの気持ちで見始めたら、
涙あり、笑いありの青春群像で、一気に引き込まれました。![]()
昨年、トップの早稲田と21秒という歴代最少差で総合優勝を逃した東洋大の
山の神、柏原竜二選手は、負けが決まった瞬間、
その大きな目に悔しさを満杯に湛えていたのが印象的でした。
今年は、その東洋が21秒のリベンジを見事に果たし、
往路、復路、総合の完全優勝。
しかも大会記録を8分以上も縮めるという快挙。![]()
一方で、脱水症状を押しながら走り続ける選手や、
襷の中継地点目前でふらふらと倒れこむ選手、
繰り上げスタートで襷が繋がらなかった大学など、
あちこちにドラマが見られました。
その中で、個人的に最も印象に残っているのが、
駒澤大学の窪田忍選手 の走り。
(写真が載せられないので、読売新聞の記事を引用します。
一番下までスクロールしてください)
2年生でありながらエースであり、9区を走りました。
私は、スポーツはからっきしですし、
人の走り方を云々言える知識も技能もありませんが、
運動音痴の私から見ても、彼の走りは美しかったのです。
フォームがとても美しい。
2位争いで、早稲田と抜きつ抜かれつの激走を展開していた時、
カメラが横から彼の走りを捉えました。
伸びやかで力強いストライド。
軸がしっかりしていて、上半身の無駄な動きがありません。
まるで心の揺れを排したような冷静でリズミカルな走り。
何だか、戦っている相手はすぐそばにいる早稲田の選手ではなく、
遥か前方にある自分の目標をめがけて、
一心に歩を進めているような、そんな姿でした。
その走りを見ているだけで、気持ちが清々しくなっていくような気がしました。![]()
中継地点で次の選手に襷を渡した彼は、
スタッフが駆け寄ってタオルを掛けようとするのを少し制するような感じで、
今走ったロードに向き直って一礼(したように見えました)。
これでなくては、あの美しい走りは出来ません。
箱根駅伝のテレビ中継で流れていたCMが、
「努力って=楽しい」
というキャッチコピーは、まさに駅伝にぴったり。
私はスポーツ中継はほとんど見ませんが、
それでも、時折見る際は、
試合の舞台に登場した選手を見るだけで、
熱いものが込み上げてきます。
そこに至るまで、どれほどの苦しさ、悔しさ、涙、努力を
積み重ねてきたか、容易に想像することが出来るからです。
努力を楽しいと思えるかどうか。
これが勝負を決する大きな要因のひとつでしょう。
駅伝を走破した選手は一様に語ります。
走っているときは苦しい、と。
では、なぜ意識朦朧となるほどまでに自分を追いつめて、
走り続けることが出来るのか。
なぜ過酷な練習に耐えられるのか。
今回のTV中継の合間に、
親子2代にわたって駅伝出場を夢見ながら、
それを果たせなかった陸上選手を取材したビデオが流れていました。
お父さんがインタビューでこう語っていました。
「走ることが、好きで好きで。。。」
結局、原点はここにあるのだろうと思います。![]()
好きだからこそ、それを極められる。
つらい練習にも耐えられる。
そして、その先に希望を見出すことが出来るからこそ、
努力を楽しいと思える。
希望を支えるものは、成長の実感だろうと思います。
昨日出来なかったことが、今日は少しだけ出来るようになる。
その喜びと達成感が、明日への努力を呼ぶ原動力になるのでしょう。
今回、大会新記録という偉業を成し遂げた東洋大ですが、
その陰には、昨年往路を制しながら、わずか21秒という僅差で
総合優勝を逃した悔しさがありました。
その悔しさの感情が、更に前進しようという気持ちの推進力になります。
エネルギーを大いに補給するものです。
まさに、臥薪嘗胆。
![]()
スポーツもので、もうひとつ印象に残ったのが、
1月2日、NHKBS1で放送していた、
「VICTORY ROAD 勝利への選択 “勝つために戦え~ラグビー~”」という番組でした。
ラグビーの強豪スコットランドから、弱小ジャパンチームが、
奇跡の勝利をもぎ取るまでを描いたドキュメンタリーでした。
指揮を執ったのは、宿澤広朗氏。
氏は、160㎝と小柄ながら、早稲田大学時代、
果敢なプレーで早稲田を日本一の王座に導いた立役者であり、
天才ラガーでした。
住友銀行(現・三井住友銀行)入行後も、異例のスピード出世を遂げ、
ラグビー日本代表の監督就任後も、銀行業務との両立を貫いたという超人。
氏の口癖が、「勝つことのみが善である」だったと言います。
勝負事をやるからには、勝たなくては意味がないと。
監督就任後、氏は、「スコットランドに勝とう」ではなく、
「スコットランドに勝つ」と言い放ったそうです。
当時の日本代表とスコットランドの力の差は、あまりに歴然としていましたから、
メンバーの誰しもが、驚いたと言います。
宿澤氏の采配で代表メンバーに選ばれたタックルの選手は、
人混みを眺めるときも、頭の中で誰かを照準にし、
あの人をタックルで倒すためにはどうしたらいいかを考えたと言います。
木を見ても、この木を倒すにはどうすべきかと、
常にタックルのことだけを考え続けたそうです。
勝つためには、ここまでの集中力が必要なのでしょう。![]()
ドキュメンタリーを見て思ったのが、
氏は、情熱と方法論の双方を有していました。
そのどちらかだけでは、人はついてきません。
でも、どちらがより求められるかといえば、
私は前者だろうと思います。
意志があれば、決意があれば、熱意があれば、
戦略や方法論をその時は有していなくても、
そういうものを持ち合わせている人に出会えるのではないかと思うからです。
「勝つことのみが善である」
大胆な物言いに聞こえるかもしれませんが、
勝負の世界では、勝つことを目指して闘っているわけですから、
当たり前といえば当たり前のこと。
では、誰に勝つのかと言えば、
最終的には、その相手とは、自分自身なのではないでしょうか。
自分に勝ってこそ、相手にも勝てるのだろうと思います。
「勝つ」という字を「克つ」に置き換えると、より分かりやすいかもしれません。
克己、つまり己に克つということです。
克つことのみが善である。
これは誰にしも言えるのではないでしょうか。
スポーツ上の話ではありませんが、
克つための方法論を模索し、
微力ながら、私なりに見えてきたものを
伝える年にしていきたいと思っています。
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-感性のコミュニケーションと説得のコミュニケーション-
荒木晶子・藤木美奈子 著
実教出版 2011年11月 1,680円
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新年明けましておめでとうございます。
故郷で穏やかなお正月を過ごしております。![]()
本日は初詣めぐり。![]()
神社を6か所も廻りました。![]()
その分、ご利益がたくさんあるといいのですが。![]()
皆様にとって、幸多き年でありますようお祈り致します。![]()
いい年にしたいですね。本当に。![]()
今年もどうぞよろしくお願い致します。![]()
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-感性のコミュニケーションと説得のコミュニケーション-
荒木晶子・藤木美奈子 著
実教出版 2011年11月 1,680円
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