ストレスをためやすい人とは?
こんばんは。
コミュニケーション力向上委員長の大津です。
今日は昼間に飲み会があって、
帰宅してから寝てしまいました。
昼間に酒を飲むのは
開放感があって楽しいのですが、
一日が潰れちゃいますね~。
まあ、たまにはそういうのもいいでしょう^^。
遅い時間になってしまいましたが、
今晩もエゴグラムの分析講座を始めます。
なお、毎度告知しているとおり、
エゴグラムに関する知識がない方は、
まず、エゴグラムを知ることから始めるよう
おすすめします。
右サイドバーの上の方に
エゴグラムに関する説明ブログへのリンクと
エゴグラム作成ツールの無料ダウンロードを
用意していますので、そちらをご活用ください。
【①エゴグラムの形から性格を読む】
昨日は典型的なエゴグラムパターンを
いくつか紹介しました。
そこで今日は、
パターンごとの性格分析を試みてみましょう。
まずは、N型から。
(N型のエゴグラム:再掲)
N型はその名前の通り、
英語の「N」の形をしている
エゴグラムパターンです。
Nという形の性質上、
①CPよりNPが高い
②FCよりACが高い
という特徴があります。
上の図を見ると、他にも
③NPよりAが低いとか
④AよりFCが低い
といった特長があるように見えます。
しかし、
N型にはいろいろなバリエーションがあって、
必ずしも③④の条件は当てはまりません。
たとえば③の条件に反するN型として、
下のようなパターンが考えられます。
(NP<AのN型)
ね?
これも確かにN型ですが、
さっきと違ってNPよりAが高くなっているでしょう?
同様に、④の条件に反するN型もあります。
(A<FCのN型)
ね?
これもN型だけど、AよりFCが高いでしょう?
ですから、N型と言っても
必ずしも単純に解釈はできないのです。
ただ、上にも書いたように、
N型である以上、
①CPよりNPが高い
②FCよりACが高い
という2つの特徴は備えていますので、
そこからある程度の類型化は成り立つわけです。
【②N型の特徴とは?】
では、N型の特徴とはどんなものなのかを
考えていきましょう。
繰り返しになりますが、
N型はCPよりNPが高いという特徴があります。
この特徴が何を意味するかというと、
厳格さや人を批判する気持ちが強くなく、
相手を優しく受け入れる傾向があることを
示します。
次に、FCよりACが高いという特徴は、
自分の感情や思いを自由に表現するより、
相手の気持ちや立場に合わせてしまう傾向を
示します。
要するに、
優しくて人を立てるいい人
ですね。
こういうタイプの人は、
周囲から好感や安心感を持たれることが
多いものです。
私も大好きです^^。
でも、
優しくて人を立てるがゆえの問題もあります。
たとえば、
優し過ぎて相手を甘やかしてしまうとか
自分を抑え込むことでストレスをためる
といった問題ですね。
ストレスで胃潰瘍になるとか、
心の病気になる人に多く見られるタイプなので、
注意が必要です。
また、子供や部下に注意ができず、
結果的に甘やかしてしまう場合もあります。
コミュニケーション上の問題としては、
相手に自分の言いたいことが言えない。
人に気を使い過ぎて疲れてしまう。
という弱点があります。
良い人ほどストレスをため込みやすい
ということですね。
また、
CPとNPの得点差、FCとACの得点差が
大きければ大きいほど、
上記のような特徴が強く現れます。
外見上の良い面も強調される代わりに
問題点も拡大されるわけです。
逆に、差が小さければあまり心配はいりません。
今日は、N型の性格類型や
コミュニケーション上の特性について書きました。
明日からは、
さらに詳しく分析していくことにしましょう。
では、また^^。


