エゴグラムで性格が見える
こんばんは。
コミュニケーション力向上委員長の大津です。
東京は週末に雨が降る周期にはまっていて、
今日も冷たい雨の一日でした。
今年は久しぶりの寒い冬で、
春の訪れも遅れています。
でも、寒い寒いと思っていても、
春はすぐそこまで来ています。
もうしばらくの辛抱ですね^^。
さて、それでは今日も、
エゴグラムの分析講座を始めましょう。
【①典型的なエゴグラムパターン】
大勢の人にエゴグラムを描いてもらうと、
いくつかの典型的なパターンが現れてきます。
そのパターンをあるものの形に例えて
「○型」と呼ぶことがあります。
代表的なパターンは
N字型、逆N字型、W型、M型、山型、谷型、
直線型などです。
昨日紹介した左上から右下に向けて下がる
エゴグラムは直線型ですね。
実際には
あそこまできれいな直線はなかなかなくて、
多少凸凹した直線になるものです。
以下に典型的なエゴグラムパターンを
挙げておきますので、ご覧ください。
(N型)
(逆N字型)
(M字型)
(W型)
(山型)
(谷型=V字型)
(直線型)
下図は右肩下がり。
右肩上がりや真横に一直線もあり。
皆さんのエゴグラムは、
どの型に属するでしょうか?
気になる方は、
右サイドバーの一番上にある
「コミュニケーションの問題が見える無料ツール」
をダウンロードして、作成してみてください。
ちなみに私は山型です^^。
【②パターンである程度性格が見えてくる】
エゴグラムの優れているところは、
エゴグラムの形を見ただけで、
その人の性格がある程度見える点です。
いろいろな性格診断がありますが、
エゴグラムによる性格診断は
相当信頼性が高いものです。
まあ、少なくとも血液型性格診断とか
姓名判断よりはだいぶ正確ですね(笑)。
ですから、
この人の性格ってどんなだろう?と思ったら、
エゴグラムテストをやってみてもらうといいでしょう。
「性格診断ゲームやろうよ!」みたいなノリで
やってもらうといいかもしれませんね。
でも、やってみてヤバい結果がでても
私は責任が負えませんので、よろしく(笑)。
「そんな軽いノリで頼めないよ!」
という人に対しては、
その人のふだんの言動から想像して
エゴグラムを描くことも可能です。
なぜなら、エゴグラムの5つの指標である
CP、NP、A、FC、ACに
典型的に見られる言動があるからです。
たとえば、
CPが高い人は「○○すべきだ」という言い方を
よくしますし、
Aが高い人は「もっと論理的に説明してくれ」と
よく言います。
FCが低い人は皆と一緒にはしゃげないし、
子犬を「きゃ~かわいい!」と抱きしめる人は
NPが高く、
ACが高い人はいつも人の顔色をうかがっています。
こうした言動の特徴を書き出してみると、
その人がどういうタイプなのかが
ある程度推測できるわけです。
ただし、あくまで推測なので、
本当にそうなのか、そのように装っているのかは
分かりません。
思いやりがあってNPが高そうと思っても、
実は腹黒かったりとか(笑)、
そういう可能性は常にあるわけです。
でも、
ふだんの何気ない振る舞いや言葉には、
その人の本質が現れているものです。
特に無意識のうちにしている行動や
クセになっている言葉には
本質が現れがちです。
そうした言動をエゴグラムという指標に
当てはめると、
相手の性格タイプがかなり明確に見えるのです。
そうすれば、
この人にどのように接すればいいか?という
コミュニケーション上の戦略も立てられる
というわけです。
では、今日はこの辺で終わりにします。
また明日お会いしましょう^^。






