下の子が一才を過ぎた頃でした。長女が小学生になるし子供部屋を増築しようと考えていた時…子供達が鍵っ子になると可哀想だから私達の部屋も造るといいよ!? こんな感じで同居することに為りました。

でも、子供のこと、家の事母には最初から無理でした。それで子守りとお掃除をしてくれる人を仲人が探してくれました。

子供もなついて、仕事ぶりも人間性も私は満足しておりましたが…

母は、気に入らなかったのです。ある時、、、まな板で何か切っていたところおばさんがなにを言ったかは覚えていないのですが?リビングに背を向けていた母の肩が震えて包丁をまな板に突き刺したのです。

そんな事があって少ししておばさんの体調も悪くなり辞めてしまいました。

その時、母の言った言葉あの人にはお金を払って私の時はくれなかった?

うーん。私はどうすれば良かったのでしようか?生活費はまとめて渡して有りました。明細を下さいとも言っていませんでした。

私は、昔を思い出しながら考えました。

母は、ヒステリーという病気だったのでは…それともただの我が儘なのか?

「お前に私の心は解らない」って母は言っていました。そうなのかしら…

母に「お祖母ちゃんは、幸せな方だと思うよ。上を見たら切りがないし、お祖母ちゃんより不幸な方は沢山いると思うよ」って言ったら

肩を震わせ…怒っていたのかな?

母さん、いまは幸せなのかしら!?