３・１１が近づいて…（続き）


コンビニも、スーパーも食べ物は売り切れでした。

助かったのは、娘の住んでいる少しの地域だけ電気が来ていました。ご飯をたいて知り合いのコロッケ屋さんでエビフライを買って食べました。

食事をしながら初めてテレビで地震、津波の凄さを知ったのです。

建物が何もかも無くなった街の風景…

驚きました。

私の処でも、倒壊や傾いた家など有りましたが…

あまりの凄さに言葉もありませんでした。

翌日は、水を汲みに隣の市にある湧水のある神社迄行きました。
鳥居は崩れて、宮司さん達がかたずけに忙しそうでした。

給水車は、何日も来ませんでしたけれど幸いに会社の地域は、直ぐに電気が通り井戸水が使えました。

其れからの日々は、隣近所の助け合いでした。カレーを作ったから持って来てくれたり…周りは水道しか無い家ばかりで皆さんお水を貰いに来ました。

中には、ホースでお風呂に水を引く方もいましたが、社長は何も言ったりせずどうぞ、どうぞと言っていました。

でも、その事がきっかけでご近所と絆が出来てずうっといい関係でおります。

仕事が運転代行業なので、夜中も車の音などでご迷惑をお掛けしている訳で、前は苦情も有りましたが、今ではお土産を頂いたり致します。

私のアパートは２ヶ月水が使えませんでした。けれど困難は有りましたが、助け合いの気持ちが芽生えて良い事も合ったと感じています。

しかし、私の所では被害は少なったけれど、未だ未だ復興が完全では無い地域も多々有ります。

そちらの地域の方々にはお見舞い申し上げます（深々）

近年、自然災害が日本列島を脅かして居りますが皆様に置きましては、充分ご注意下さいます事を願って

失礼致します。