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看護師ブログ: 
good-and-can(GC看護)のCanです!
看護師やってます。他にも複数資格持ってますので、看護、金融、資格勉強のコツ、IT、子育て、美容、日常、国際発送etc…専門性を活用して日々思うことなどボチボチ書いていこうと思います。
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睡眠時無呼吸症候群という疾患を聞いたことがある方も多い方思います。
Sleep Apnea Syndromeの略でSAS(サス)です。略称を後ろから読んでもSASですね!

SASはなんーかの原因で寝ている間に呼吸が止まってしまう疾患です。

呼吸が止まると、何が悪いのでしょうか?
呼吸は酸素、つまり体に必要なものを取り入れる機能と、二酸化炭素、つまりは多すぎると不要なものを捨てる役割があります。

例え、1分でも呼吸を止めてみると苦しいのは皆さん経験されたことがあると思います。それほど、常に呼吸をしていないと生命維持ができない、重要な運動です。

そして、1分間、連続して呼吸を止めるのではないにせよ、例えば、1分に1回しか呼吸をしてはいけませんよ、となると苦しいですよね。

完全に呼吸を止めているわけではないのに、苦しい。やはり酸素が「十分に取り込まれる」ということは重要なのです。

さて、睡眠時無呼吸症候群には

①CSAS(中枢のせい)と②OSAS(物理的閉塞のせい)の2パターンがあります。

①CSASは重症筋無力症など脳-神経系疾患などで発生します。

呼吸は脳-神経系の命令があって動いています。自分で意識してずっと呼吸しているわけではないですが、脳が自動的に呼吸器官に命令してくれております。

ところが、例えば脳が命令を出さない、脳は命令を出してるけれども、神経が断絶していて命令が呼吸器官に伝わらない。などの場合があります。

神経は物理的に断裂しているのならば、睡眠時というか、日中も呼吸できていないでしょう。
しかし、完全には断裂してないけど、繋がる機能に非常にムラがある、という状態もあります。

物理的に断裂しているとは限らず、機能として断続的である場合などです。


具体的には覚醒している時は、繋がりOK!スマホでいえば電波良好!バリ3!(←古い表現www)という感じです。

しかし、睡眠などのように副交感神経系優位な場合であったりすると、電波悪いなーではないですが、
命令系統のレベルが下がる、繋がりにくいこともあります。

そうすると、ちなんと呼吸命令が届いたら、届かなかったりすることで、呼吸が止まっている時間が発生するわけです。

CSASの場合は、その原因となっている疾患が治療したり、和らげることができるか、医師にみてもらいましょう。

原因が根本的な取り除けなければ、夜間だけ、人工呼吸器(NPPVつまり、鼻や口の一方もしくはダブルで空気を出し入れするマスク的なものをつける)を装着する必要があります。


えー、人工呼吸器なんて嫌だよー。と思うとは思います。

しかし、先に挙げましたように、夜に毎日酸素不足になるわけです。


すると、心筋梗塞や脳卒中のリスクが格段にあがります。睡眠中に発生して突然死することもあるわけです。明日、明後日というわけではないかもしれませんが、リスクが上がるのは間違いありません。


となると寿命、健康寿命にかかわってきますから、嫌だなーという気持ちにはなるかと思いますが、医師の診断で必要であれば人工呼吸器を装着することになります。

ここまでが中枢が原因の場合でした。

もう一方は、OSASといって、閉塞のせいでなる場合ですね。

窒息というとイメージしやすいかもしれません。

OSASは、色々パターンがありまして一番メジャーなものは男女、年齢関係なく太っていることで、寝転がった時に、喉の奥の部分が垂れ込みます。

睡眠中も、呼吸運動はしていて、脳の命令で呼吸筋(横隔膜など)が、あたかも掃除機のように吸い込むパワーを発揮します。


しかし、吸い込もうにも、気道、つまり空気の通り道が、喉あたりのお肉で蓋されてしまっていたらどうでしょうか。

吸い込めませんね。

つまり、パワーが働いているにも関わらず、空気が通らないのです。

もちろん、生体の運動にはムラがありますから、強めに吸い込むこともあれば、弱めの時もあります。

喉の奥のお肉が、垂れ込んで塞いでいても、吸い込むパワーが強い時は、(擦れ擦れていびきをたてて)なんとか呼吸ができるかもしれませんし、吸い込むパワーが弱い時は、シーーーーーンとしていてイビキすらないかもしれません。

これも、やはり通常の呼吸よりもよっぽど、酸素が入りにくくなっていますから、先に挙げました、脳、心疾患のリスクは格段に高まります。

太って気道が閉塞している場合以外にも
中年以降の女性で多いのは、喉のあたりの筋肉が、緩んだことでハリが無くなることによるタレコミであったり、
先の顎の形によって、横たわった際に気道が狭まりやすいということもあります。これは男性でも大いにありえます。

これは、脂肪や筋肉などで根本的に改善できればそれが一番ですが、それもどこまで可能なのか、一朝一夕で可能なことではありません。

そのため、結局は人工呼吸器が最終的な対処法になります。CSASの時と同じNPPVという種類の人工呼吸器で対処可能です。

ただ、CSASの時は、根本的に呼吸が止まっているので「呼吸をさせる(つまり、人工呼吸器が空気を出し入れする、送風機と掃除機の両方の役割をするイメージ)」という、モードで動かします。呼吸をしないのを代替するわけですね。


一方で、OSASの場合は、呼吸という運動は発生してるけど、イマイチパワーが足りない、わけです。そのため、人工呼吸器に空気の出し入れをさせる、ということではなく、常に一定の送風をすることで、パワーの下駄を履かせる、といいますか、
パワーの補助をする、いくらかサポートするという、モードで機能することになります。

睡眠時無呼吸症候群は自分では意識しにくいです。


夜中に、パッと!窒息する感じで起きて自覚する方もいますが、そうとは限りませんから、一緒に寝た人が「息止まってたよ」と言っているなどした場合には、受診した方がよいかもしれません。
いびきも同様で、時には息が止まっているのかもしれませんし、止まる一歩手前ということもありますので。


健康は一人で作るものではないなぁ、と思います。
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今回はこの辺でー!
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経験を元に書いていますが、身バレ予防のため時期、場所、特徴などは微妙に修正してますので、一部矛盾あるように感じるかもしれません😌