優越感で隠してたなぁ


あの優越感に浸っていた態度、あれは心の奥で劣等感を感じていたんだったのか



泣けてくる。


怖い


劣等感をさらけ出すって怖い。


それが自分らしさと親しみやすさになんだ。か。



劣等感をさらけ出すって怖い。



舐められる。


下に見られる。


お母さんも言っていたな。



劣等感は絶対見せたらあかんでって。


舐められるでって。


下に見られて一生下に見られることになるからなって。


負けたらあかんでって。


自分自身に。


劣等感を感じているってことは負けていると認めるようなものやって。



それは認めた瞬間終わりやでって。


一生負け犬になるでって。


それでもいいんかって。



ただの感情なのに。


劣等感なんて誰でも感じるよな。



お母さんめっちゃ怖がってた。


何が負け犬や。



お母さんのいうこと全然当たってないやん。



それで、劣等感感じて負け犬になったらうち入れへんでとも言われたな。


そんな弱いやつうちにはいらんからって。


悲しかったし怖かったなぁ。



なんで自然な感情でそこまで言われなあかんのって思ってたな。


捨てられたくないとも思ってたな。



お母さん劣等感をほんま怖がってた。


それに陥ったら一生戻ってこれないと本気で怯えていた。


そんなことないのに。


お母さんも幻想に怯えていたんだな。

劣等感は優越感で隠すんじゃなく、さらけ出してしまおう。そしたらそれが自分らしさと親しみやすさになるんだ。


もうお母さんの信じていたことは信じなくていい。


おかあさんはおかあさん、おれはおれだから。



おかあさん、ほんま小物だったんやな。



もっと大物になってくれよ。